特許
J-GLOBAL ID:200903011391165995

筐体のケーブル用ブッシュ取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135494
公開番号(公開出願番号):特開平10-326979
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で容易な作業により、ケーブルを強固に固定できるケーブル用ブッシュ取付け構造を提供する。【解決手段】 ケーブル200に一体化されたブッシュ100の前端下側に係合部120、中途部上側に凹凸部110、後端下側にフランジ部130を設ける。筐体300の挿着孔320に連続する内壁部310Aに、ブッシュ100の上側から下側に回り込んで係合部120を係止する鉤片部340と、ブッシュ100の凹凸部110に嵌合する凹凸部330とを設ける。挿着孔320の縁部にブッシュ100のフランジ部130を係止する係止縁部350Aを設ける。ブッシュ100を挿着孔320に斜めに差し込んで、揺動操作することにより、各凹凸部110、330、係合部120と鉤片部340、フランジ部130と係止縁部350Aをそれぞれ係合させ、ブッシュ100を筐体300に固定する。
請求項(抜粋):
ケーブルの中途部に略同軸構造で一体にブッシュを固着し、前記ブッシュを筐体に設けた挿着孔より外方から挿着して固定する筐体のケーブル用ブッシュ取付け構造において、前記ブッシュは、弾性変形可能な材質により形成され、その挿着方向に対する中途部の一方の側部に形成された凹凸部と、前記挿着方向に対する前端部の他方の側部に形成された係合部と、前記挿着方向に対する後端部に形成されたフランジ部とを有し、前記筐体は、前記挿着孔に連続して内方に延在し、前記ブッシュの一方の側部に面して配置される内壁部を有し、前記内壁部に、前記ブッシュの凹凸部に嵌合する凹凸部と、前記ブッシュの一方の側部から他方の側部に回り込んで前記係合部を係止する鉤片部とを設けるとともに、前記挿着孔の内周縁部に前記ブッシュのフランジ部を係止する係止縁部を設け、前記ブッシュを、その前端部を前記他方の側部方向に傾けて挿着孔より挿入して前記一方の側部方向に揺動操作することにより、前記各凹凸部を嵌合させるとともに、前記鉤片部によって前記係合部を係止させ、かつ、前記係止縁部によって前記フランジ部を係止するようにした、ことを特徴とする筐体のケーブル用ブッシュ取付け構造。
IPC (2件):
H05K 7/00 ,  H01B 17/58
FI (2件):
H05K 7/00 T ,  H01B 17/58 A

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