特許

J-GLOBAL ID：200903011392900583

面順次カラー撮像装置

発明者： 伊藤 広 ,  窪田 明広 ,  杉本 行弘 ,  野口 敏之
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-109349
公開番号（公開出願番号）：特開平10-042302
出願日： 1997年04月25日
公開日（公表日）： 1998年02月13日
要約：

【要約】【課題】 撮像素子からの取り込み速度を実質的に向上でき、色割れを軽減する一方で、静止画時にも解像度が悪化しないようにできる面順次カラー撮像装置を提供すること。【解決手段】 回転フィルタの回転により、光路上に配置した撮像素子3にR,G,Bの色透過フィルタを経た光成分の画像が入射される。撮像素子3の全画素11は水平×垂直が1×4個ずつの画素ブロックに分割され、それぞれ切り換えスイッチ12,13等で任意の1つを選択可能である。動画時には切り換えスイッチ12,13等で選択されるブロック内の画素を固定し、回転フィルタ1回転で全画素の1/4を読み出し、残りは補間して1フレームの画素として表示し、静止画時には回転フィルタ1回転毎に選択する画素を切り換え、4回転で全画素を読み出す。

請求項（抜粋）：

単一の撮像素子に対し、3基準色の分布光線を時間的に分離して順次入射させ、各基準色の撮像信号を時系列で読み出す面順次カラー撮像装置において、動画もしくは静止画に対応するための切換手段と、全画素を所定のブロックに分割し、読み出し信号を該ブロック内の任意の画素に選択することが可能な撮像素子と、時系列の各基準色の撮像信号を同時化出力するためのメモリとを備え、前記撮像素子は前記切換手段により、該ブロックの任意の画素を選択することを特徴とする面順次カラー撮像装置。