特許
J-GLOBAL ID:200903011396241371

クロック抽出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-027591
公開番号(公開出願番号):特開平9-219068
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 高密度記録した媒体から再生したデータはSNRが低下してしまうため、サンプリングジッタが増加し、正確にクロックを抽出することができない。【解決手段】 VCO1の出力信号により再生信号がA/D変換器2でサンプリングされる。このサンプリング値は、ブランチメトリック計算ブロック3によりブランチメトリックとして計算された後、第1及び第2のACS回路4及び5によりそれぞれパスメトリックとして生成される。最小値選択回路6、7により最小メトリック値を選択し、減算器8により差パスメトリックが生成される。この値は積分器9により積分された後、VCO1に制御電圧として印加され、その出力発振周波数を可変制御する。これにより、フェーズロックドループが構成され、再生信号に同期したクロックを得ることができる。
請求項(抜粋):
クロック成分を含む入力信号をサンプリング信号でサンプリングするサンプリング手段と、該サンプリング手段によりサンプリングして得られたサンプリング値からブランチメトリックを生成する計算ブロックと、該ブランチメトリックを入力として受け、最適位相より所定位相進んだチャネルに対応した第1のACS回路と、該ブランチメトリックを入力として受け、最適位相より所定位相遅れたチャネルに対応した第2のACS回路と、一定時間ごとに前記第1及び第2のACS回路のパスメトリック値を零クリアする回路手段と、前記第1及び第2のACS回路の各出力パスメトリックについてそれぞれ最小値を選択してそれらの差を出力するパスメトリック差生成手段と、前記パスメトリック差を積分する積分器と、前記積分器の出力値により発振周波数が可変される信号を出力し、前記サンプリング信号として前記サンプリング手段に供給するディジタル可変周波数発振器とを有することを特徴とするクロック抽出回路。
IPC (3件):
G11B 20/14 351 ,  H03L 7/085 ,  H04L 7/033
FI (3件):
G11B 20/14 351 A ,  H03L 7/08 A ,  H04L 7/02 B

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