特許
J-GLOBAL ID:200903011400544783

システム間排他制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289031
公開番号(公開出願番号):特開平5-128072
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】本発明は複合システムにおいてクラスタ間14-1,14-2 で共用する資源17の排他制御を行うシステム間排他制御方式に関し,効率的で高速な排他制御を実現する手段を提供することを目的とする。【構成】半導体外部記憶装置10内の排他テーブル13には,各資源対応に必要な排他管理情報を記憶する。排他テーブルリンク情報記憶部12には,排他テーブル13に対するアドレス情報を資源の識別情報と共に保持させ,これを排他テーブル13の全体よりも大きくない容量にまとめる。排他制御部15-1,15-2 は, 排他要求に対して,排他テーブルリンク情報記憶部12の情報を読み込み,他の排他要求の有無を判定すると共に,他の排他要求がある場合に,その排他テーブル13に対するアドレス情報により該当する排他テーブル13をアクセスし,排他テーブルの内容に応じた排他処理を行うように構成される。
請求項(抜粋):
通信可能に結合された複数の計算機システム(14)と,各計算機システム間で排他制御の対象となる共用資源(17)と,各計算機システムから共用される半導体外部記憶装置(10)とを備えた複合システムにおけるシステム間排他制御方式において,前記半導体外部記憶装置内に,システム間排他制御の対象となっている各資源対応に,少なくとも使用元情報およびその資源に対するアクセスを逐次化するための排他情報を含む排他管理情報を記憶する排他テーブル(13)と,前記排他テーブルに対するアドレス情報を資源の識別情報と共に保持するテーブルであって,前記排他テーブルの全体よりも大きくない容量にまとめられた排他テーブルリンク情報記憶部(12)とを有し,各計算機システムごとに,共用資源に対する排他要求に対して,前記半導体外部記憶装置から前記排他テーブルリンク情報記憶部の情報を読み込み,当該共用資源に対する他の排他要求の有無を判定すると共に,他の排他要求がある場合に,その排他テーブルに対するアドレス情報により該当する排他テーブルをアクセスし,排他テーブルの内容に応じた排他処理を行う排他制御部(15)を備えたことを特徴とするシステム間排他制御方式。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-220046

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