特許
J-GLOBAL ID:200903011409911185

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-029299
公開番号(公開出願番号):特開平7-237419
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 前輪側への路面入力と同時に発生する後輪側の挙動をも加味したプレビュー制御が可能で後輪側の実挙動に適応した的確な後輪側の減衰力特性制御を行なうことができる車両懸架装置の提供。【構成】 前輪側上下挙動検出手段cで得られた前輪側の上下方向挙動信号に対し位相を遅らせたプレビュー信号を形成するプレビュー信号形成手段dと、前輪側の上下方向挙動信号とプレビュー信号とを車速センサeで得られた車速に応じた比率で合成した合成信号を形成する位相合成手段fと、前輪側の上下方向挙動信号に基づく前輪側制御信号により前輪側ショックアブソーバb1 の減衰力特性制御を行なう前輪側制御部g、および合成信号に基づく後輪側制御信号によって後輪側ショックアブソーバb2 の減衰力特性制御を行なう後輪側制御部hを有する減衰力特性制御手段jと、を備える。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在されていて減衰力特性変更手段により減衰力特性を変更可能な前輪側ショックアブソーバおよび後輪側ショックアブソーバと、車体における前輪側の上下方向挙動を検出する前輪側上下挙動検出手段と、前輪側上下挙動検出手段で得られた前輪側の上下方向挙動信号に対し位相を遅らせたプレビュー信号を形成するプレビュー信号形成手段と、車両の車速を検出する車速センサと、前輪側上下挙動検出手段で得られた前輪側の上下方向挙動信号とプレビュー信号形成手段で形成されたプレビュー信号とを車速センサで得られた車速に応じた比率で合成した合成信号を形成する位相合成手段と、前輪側上下挙動検出手段で得られた前輪側の上下方向挙動信号に基づく前輪側制御信号により前輪側ショックアブソーバの減衰力特性制御を行なう前輪側制御部、および位相合成手段で形成された合成信号に基づく後輪側制御信号によって後輪側ショックアブソーバの減衰力特性制御を行なう後輪側制御部を有する減衰力特性制御手段と、を備えたことを特徴とする車両懸架装置。

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