特許
J-GLOBAL ID:200903011420369619

液体物質又はクリームもしくはペースト形態の物質を分配するためのディスペンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354594
公開番号(公開出願番号):特開平6-191571
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 液体物質又はクリームもしくはペースト形態の物質を分配するためのディスペンサを提供する。【構成】 該ディスペンサ(10)は、逆止弁(17)以外に、分配ノブ(10)の動作に続いてピストン(3)を静止位置に復帰させるための弾性手段を含むポンプ(1)を備える。前記弾性手段が同様にプラスチック材料から構成されており、ノブ(10)を押すと弾性的に変形するスカート(4A)から構成されている。ディスペンサ(10)を完全に再利用できるようにするために、全構成エレメントは、実質的に剛性の部材及び実質的に弾性変形可能な部材の両方を形成することが可能な型の同様のプラスチック材料から構成される。このようなプラスチック材料は例えばポリエチレンである。
請求項(抜粋):
分配すべき物質を収容するためのプラスチックびんと、予め決定された量の物質を分配するための手動ポンプと、ポンプをびんの口に固定するためのプラスチックソケットリングとを備える、液体物質又はクリームもしくはペースト形態の物質を分配するためのディスペンサであって、前記ポンプが、両端が開いており且つ同様にプラスチック材料の逆止弁を第1の端部に備える全体的に円筒形中空プラスチック本体と、中空本体と同軸状であり且つ該本体に部分的に収容された全長円筒形中空プラスチックシャフトであって、シャフトの一端が中空本体の第2の端部を通って外側に突出しており、シャフトが中空本体に対して両方向に軸方向に可動であり、シャフトの突出端部がシャフトの内側に連通する分配ノズルを備えるプラスチック分配ノブを支持しており、シャフトの他端がシャフトの内側と中空本体の内側との連通のための少なくとも1個のアパーチャを含む前記シャフトと、中空本体の内側で液密条件下で両方向に可動なプラスチックピストンであって、該ピストンと逆止弁との間に配置された中空本体の内側部分が圧力チャンバを規定し、シャフトに配置され且つシャフトのアパーチャを開閉するようにシャフトに対して両方向に可動である前記ピストンと、ピストンをシャフトのアパーチャの閉鎖位置である静止位置に復帰させるための第1の弾性復帰手段と、分配ノブに加えられる圧力が停止する際に中空本体から最も突出する位置にシャフトを復帰させるための第2の弾性復帰手段と、中空本体の第2の端部を閉鎖すると共にシャフトの案内として機能する環状閉鎖エレメントと、びんの内部を外部に連結するためにポンプに設けられており、ピストンが静止位置にあるときにこの通路を遮断する連結手段とを備えており、前記第1の弾性復帰手段が、分配ノブを押した際に弾性変形するプラスチックスカートから構成されていることを特徴とするディスペンサ。

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