特許
J-GLOBAL ID:200903011422369950

被覆切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-121161
公開番号(公開出願番号):特開平8-318407
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 被覆を構成する被覆層の相互間での結晶構造の関係に言及し、安定した耐摩耗性を発揮する被覆切削工具を提供すること。【構成】 硬質合金よりなる母材の表面に化学蒸着法によってセラミックス被覆を形成した被覆切削工具において、内側層の母材と接する第1層が窒化チタンであり、その上の第2層が炭窒化チタンで構成されている被覆層を被覆した表面被覆切削工具において、内側層の炭化チタンが、炭窒化チタンの上部に隣接して形成されており、この炭化チタンの粒径D1が、下地となる炭窒化チタンの平均結晶粒径D2に対してD1=b×D2、0.7≦b≦1.3の関係にある平均結晶粒径D1を持った結晶粒から構成された等軸構造であることを特徴とする被覆切削工具。
請求項(抜粋):
主たる成分として元素周期率表におけるIVa、Va、VIa族の炭化物、窒化物、炭窒化物のうちの少なくとも1種又は2種以上の硬質相を、周期率表のVIII族の金属により焼結した硬質合金よりなる母材の表面に、内側層が、チタンの炭化物、窒化物、炭窒化物から選ばれる2種以上を被覆した多層で構成され、外側層が、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、炭化チタン、炭窒化チタン、窒化チタンから選ばれる1種又は2種以上の単層又は多層で構成されている被覆層を被覆した表面被覆切削工具において、内側層の炭化チタンが、炭窒化チタンの上に隣接して形成されており、この炭化チタンの粒径D1と下地となる炭窒化チタンの平均結晶粒径D2がD1=b×D2、0.7≦b≦1.3の関係にある平均結晶粒径D1を持った結晶粒から構成された等軸構造であることを特徴とする被覆切削工具。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  C23C 16/30
FI (2件):
B23B 27/14 A ,  C23C 16/30
引用特許:
審査官引用 (4件)
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