特許
J-GLOBAL ID:200903011425324940

含水性コンタクトレンズの処理容器及び処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-278344
公開番号(公開出願番号):特開2001-100162
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 含水性コンタクトレンズの水和処理と洗浄処理とを、より十分に且つ確実に行い得る含水性コンタクトレンズの処理容器と処理方法とを提供する。【解決手段】 蓋体14のケース12への取付下において、それら蓋体14とケース12との間に形成される収容空間42内に含水性コンタクトレンズ22を収容せしめた状態下で、水性処理液を、該収容空間42内に、該コンタクトレンズ22の中心部とは異なる方向に向かって流入させ、且つ該収容空間42内で、該コンタクトレンズ22の中心部に向かう方向とは別の方向に向かって流動させるような注入口と、該水性処理液を該収容空間42内から排出する排出口36とを、蓋体14若しくはケース12に設けて、該注入口を通じて注入された該水性処理液の該収容空間42内での流動により、該収容空間42内に収容された該コンタクトレンズ22が回転させられるように構成した。
請求項(抜粋):
含水性コンタクトレンズが収容可能な凹部を有するケースと、該ケースに対して取り外し可能に取り付けられて、該ケースの前記凹部を覆蓋することにより、該ケースとの間に、前記コンタクトレンズが収容される、密閉された収容空間を形成する蓋体と、それらケースと蓋体の少なくとも何れか一方に設けられて、前記収容空間内に、前記コンタクトレンズの洗浄処理乃至は水和処理を行う水性処理液を注入する注入口と、前記ケースと前記蓋体の少なくとも何れか一方に設けられて、前記収容空間内に注入された前記水性処理液を該収容空間内から排出する排出口とを有して構成され、該収容空間内に前記コンタクトレンズを収容せしめた状態下で、前記注入口を通じて前記水性処理液を注入する一方、前記排出口から排出して、該収容空間内で流動させながら、該コンタクトレンズに対して、該水性処理液を接触させることにより、該コンタクトレンズの洗浄処理乃至は水和処理を行う処理容器にして、前記収容空間が、前記コンタクトレンズの周方向への回転を許容する大きさをもって形成される一方、前記注入口が、前記水性処理液を、前記コンタクトレンズの収容下での該収容空間内に、該コンタクトレンズの中心部とは異なる方向に向かって流入し、且つ該収容空間内で、該コンタクトレンズの中心部に向かう方向とは別の方向に向かって流動させるように形成され、かかる注入口を通じて注入された該水性処理液の該収容空間内での流動により、該収容空間内に収容された該コンタクトレンズに対して、その周方向への回転力が与えられて、該コンタクトレンズが周方向に回転させられるように構成されていることを特徴とする含水性コンタクトレンズの処理容器。
Fターム (1件):
2H006DA08

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