特許
J-GLOBAL ID:200903011426509870

並列プログラム生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284896
公開番号(公開出願番号):特開平11-120152
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】メモリ上隣接しない通信データのパック、アンパックに費やす時間を削減する手段を設け、更に複数の通信方法の通信コストを評価して通信コストの最小化を図った最適な並列プログラムを生成し、並列プログラムの処理速度を向上させること。【解決手段】並列化コンパイラの通信生成部6にメモリ上隣接しない通信データの通信コストを検出し通信コスト情報を出力する通信コスト検出部7と、通信コストの大小関係を比較し通信コストが最小の通信コードを生成する通信方法決定部8を有する。
請求項(抜粋):
(a)逐次実行用ソースプログラムを入力して構文解析を行い構文解析情報を出力するステップと、(b)データ分割解析を行いデータ分割情報を出力するステップと、(c)ループ繰り返し範囲の分割を行いプログラム分割情報を出力するステップと、(d)通信解析を行い通信データ情報を出力するステップと、(e)構文解析情報とデータ分割情報とプログラム分割情報と通信データ情報から分散メモリ型並列計算機向けの並列実行用プログラムを出力するステップと、を含むことを特徴とする並列化コンパイラにおいて、ステップdの中で(f)通信生成に利用する情報の中から通信データ融合の対象となる通信データを検出し、融合対象通信データの中からメモリ上隣接しない通信データを検出し、非隣接通信データをパック、アンパックを利用して融合し通信するパック通信方法のパック通信コストを検出し、非隣接通信データをそれに挾まれたデータを含めて融合し通信する一括通信方法の一括通信コストを検出し、通信コスト情報を出力するステップと、(g)通信コスト情報からパック通信コストと一括通信コストの大小関係を比較し、パック通信コストが最も小さい場合、パック通信方法の通信コードを生成し、一括通信コストが最も小さい場合、一括通信方法の通信コードを生成するステップと、を含むことを特徴とする並列プログラム生成方法。
IPC (3件):
G06F 15/16 430 ,  G06F 9/45 ,  G06F 15/163
FI (3件):
G06F 15/16 430 A ,  G06F 9/44 322 E ,  G06F 15/16 310 R

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