特許
J-GLOBAL ID:200903011432080487

被測定物の内面状態の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086919
公開番号(公開出願番号):特開平9-281064
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】被測定物表面の温度分布により配管やタンク等の内部の腐食部位やスケール付着等の内面状態を検出する方法において、非接触温度センサ等で被測定物表面の温度分布を肉眼でも容易に検知でき、検知の作業効率を向上できる被測定物の内面状態の検出方法を提供する。【解決手段】配管10の腐食診断箇所に配管表面温度差検出用の蓄熱物質12を接着する。そして、配管10に水24を流し配管10の表面温度を安定させる。配管10の表面温度を安定させた後、配管10の表面温度より10から30度程度高くした状態に加熱したシート状のヒータ20を蓄熱物質12に約30秒間密着させ、蓄熱物質12に一定熱量を与える。この後、このヒータ20を瞬時に撤去し、センサ部16と温度分布表示装置18を用いて蓄熱物質12の温度分布を観測する。
請求項(抜粋):
配管やタンク等の中空の被測定物内面の腐食部位やスケール付着位置等の内面状態の検出方法において、前記被測定物の表面に均一厚の蓄熱物質を設け、前記被測定物の表面温度を定常温度に安定させ、前記蓄熱物質の温度を前記被測定物の定常温度と異なる温度に加温又は冷却し、前記加温又は冷却によって前記蓄熱物質の温度分布が一様になった後、前記加温又は冷却を停止させ、前記加温又は冷却の停止直後から前記蓄熱物質の温度分布を検知し、前記検知した温度分布に基づいて前記被測定物の内面状態を検出することを特徴とする被測定物の内面状態の検出方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-159741

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