特許
J-GLOBAL ID:200903011444362623

回線アクセス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181913
公開番号(公開出願番号):特開平10-028098
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 予め用意されたチャネル数分の端末しか同時に通信できないという、FDMA方式の欠点を解消する、回線アクセス方法を提供する。【解決手段】 端末1がチャネルにアクセスしようとしたが、空きチャネルが無かった場合、センター局の指示で制限付きでチャネルをアクセスする。端末1はタイマーを起動して送信区間D1と待機区間D2が交互にくるようなスケジューリングを行い、送信区間D1だけCSMA方式に従って回線アクセスを可能とする。送信区間D1中に回線アクセスをしようとしたが、キャリアをセンスした場合は、タイマーをリセットして、キャリアが無くなった後に待機区間D2からスケジューリングを再開する。
請求項(抜粋):
センター局と複数の端末との間で、一方向または双方向のデータ通信を周波数分割多元接続方式で行う通信網において、前記センター局が、第1の端末からのチャネル使用要求を受信するステップと、前記センター局が、制御するチャネルの空き状況を確認するステップと、制御するチャネルに空きがない場合、前記センター局が、チャネルを使用中の第2の端末宛てにチャネル共用指示を、前記第1の端末宛てに制限付チャネル利用許可を送信するステップと、前記第2の端末が、前記チャネル共用指示を受信するステップと、前記第2の端末が、CSMA方式に従ったデータの送信を開始するステップと、前記第1の端末が、所定の長さの送信区間と所定の長さの待機区間とを交互に設定するタイマーを起動するステップと、前記第1の端末が、前記送信区間においてCSMA方式に従ってデータの送信を行うステップと、前記第1の端末が、前記待機区間においてデータの送信を待機するステップと、前記第1の端末が、前記送信区間において、チャネルにキャリアをセンスした場合、タイマーを停止し、キャリアをセンスしなくなったらタイマーを再起動するステップとを有する回線アクセス方法。

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