特許
J-GLOBAL ID:200903011446927113

燃料電池の凝縮水回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322044
公開番号(公開出願番号):特開平6-176784
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池の排空気を凝縮熱交換器で冷却水により冷却して回収しイオン交換処理装置でリン酸を除去して燃料電池用冷却水に補給する燃料電池の凝縮水回収装置において、気温にかかわらず凝縮熱交換器での熱交換量を一定に保つことにより気温が低いときでも回収水量を増やさずリン酸量を増やさないようにしてイオン交換処理装置の寿命を長く保つ。【構成】 定流量ポンプ4で凝縮熱交換器2に供給する冷却水の流量を一定に保ちつつ、水温制御手段13により、凝縮熱交換器2に供給される冷却水の温度に応じて、凝縮熱交換器2へ冷却水が流れる冷却水配管9と凝縮熱交換器2からの温水が流れる温水配管10とに連通するバイパス配管11に設けた流量調節弁12を制御して冷却水に混ぜる温水の流量を制御することで冷却水の温度を一定に保ち、凝縮熱交換器2での熱交換量を一定に保つ。
請求項(抜粋):
燃料電池の空気極からの排空気を冷却水により冷却し凝縮させて回収水を得る凝縮熱交換器に、この凝縮熱交換器での熱交換により生じる温水を冷却手段により冷却水に変換し上記凝縮熱交換器に供給する冷却水回路を備え、上記凝縮熱交換器から得られる回収水を純化するイオン交換処理装置を介して純化し気水分離器への補給水を得るようにした燃料電池の凝縮水回収装置において、上記冷却水回路に、上記冷却手段から上記凝縮熱交換器へ冷却水が流れる冷却水配管と上記凝縮熱交換器から上記冷却手段へ温水が流れる温水配管とに連通して上記温水配管中を流れる温水を上記冷却水配管中に供給するバイパス配管と、このバイパス配管に設けられた流量調節弁と、上記冷却水の温度を測定しその測定値に応じて上記流量調節弁を制御して上記凝縮熱交換器へ流れる冷却水の温度を一定に保つ水温制御手段とを備えたことを特徴とする燃料電池の凝縮水回収装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-126369

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