特許
J-GLOBAL ID:200903011450728443
リンク最適化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079589
公開番号(公開出願番号):特開平10-275088
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】本発明は異なる外部変数の参照を外部変数の数よりも少ないレジスタで行なうためのリンカによる最適化方法を提供する。【解決手段】リンカによるロードモジュールの作成において、まず各ソースモジュール201〜203をコンパイラ204がコンパイルし、中間コード207〜209とモジュール内外部記号表210〜212を作成する。次にモジュール内外部記号表210〜212とライブラリ213〜214をリンカ215が読み込み、外部記号表217を作成する。さらに外部記号表217と中間コード207〜209を用いて、対象CPUによって決まる特定のアドレス範囲に含まれている複数の外部変数の参照を、ベースレジスタ共通化処理220によってひとつの外部変数を用いた参照に中間コードを変換する。最後にリンク処理222によってロードモジュール223を作成する。
請求項(抜粋):
リンカによるロードモジュール生成の際に、コンパイラの生成したモジュール内外部記号表とライブラリを読み込むステップと、コンパイラの生成した中間コードを読み込むステップと、中間コードを走査して最適化を行なうステップと、中間コードとライブラリとからロードモジュールを生成するステップとを有し、上記中間コード最適化を行なうステップでは外部変数を参照するためのレジスタ数を削減することを特徴とする、リンク最適化方法。
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