特許
J-GLOBAL ID:200903011456093148

ビルトインモータの冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034772
公開番号(公開出願番号):特開平11-235643
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 工作機械に組み込まれたビルトインモータを簡単な構造で効果的に冷却する。【解決手段】 一端に砥石12を備えるとともに内部に熱媒32を充填したヒートパイプ31から構成された主軸23は、複数の水静圧ベアリング34,36,37を介してハウジング21に回転自在に支持される。主軸23を回転駆動するビルトインモータ28は、ハウジング21に固定したステータ29と主軸23に固定したロータ30とを備える。ロータ30の発熱はヒートパイプ31により主軸23の両端部に伝達され、そこから水静圧ベアリング34,36,37を流れる水に吸収されて外部に逃がされる。また主軸23の一端部に設けられた冷却フィン66が水静圧ベアリング37のドレン通路61,63に臨んでおり、ドレン通路61,63を流れる水によって主軸23の冷却が図られる。
請求項(抜粋):
工作機械に組み込まれたビルトインモータ(28)を冷却するためのビルトインモータの冷却構造において、ビルトインモータ(28)のロータ(30)を支持する工作機械の主軸(23)を水静圧ベアリング(34,36,37)で支持するとともに前記主軸(23)をヒートパイプ(31)により構成し、ロータ(30)の発熱をヒートパイプ(31)により主軸(23)の長手方向に伝達して水静圧ベアリング(34,36,37)から外部に逃がすことを特徴とするビルトインモータの冷却構造。

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