特許
J-GLOBAL ID:200903011463351268

濁水処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181664
公開番号(公開出願番号):特開平8-039049
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】河川の水質汚濁を確実に防ぐ濁水処理システムを提供する。【構成】水利用施設1で生ずる濁水を処理し、処理した処理水4を放水路7から河川3へ放流する濁水処理システムにおいて、放流前の処理水4の水質を処理水水質測定装置16で測定し、放水路7から見て河川3の上流部3a及び下流部3cの水質を河川水質測定装置12a及び12cで測定する。各測定装置16、12a、12cの水質信号をプログラマブルロジックコントローラ10により基準単位系の水質信号へ変換してメモリ9に記憶し、制御装置4によりメモリ9内の水質信号を監視し、処理水水質が所定排水基準値内のときに放水路7を開放して処理水4を放流する。また放水路7の開放時にメモリ9内の上流部水質と下流部水質を監視し、上流部水質と下流部水質との差が所定許容値以上となったときに放水路7を閉鎖する。
請求項(抜粋):
水利用施設で生ずる濁水を処理し且つその処理後の処理水を放水ゲートから河川へ放流する濁水処理システムにおいて、放流前の前記処理水の水質を測定して処理水水質信号を送出する処理水水質測定装置、前記放水ゲートから見て前記河川の流路の上流部及び下流部の水質を測定して上流部水質信号及び下流部水質信号を送出する一対の河川水質測定装置、前記処理水水質信号と前記上流部水質信号と前記下流部水質信号の最新値を入力し基準単位系の水質信号へ変換してメモリに記憶するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)、並びに演算制御回路を有し且つ前記PLC及び前記放水ゲートに接続された制御装置を備え、前記制御装置により前記メモリ内の処理水水質信号と上流部水質信号と下流部水質信号とを監視し、前記演算制御回路により前記処理水水質信号の示す水質が所定排水基準値内のときに前記放水ゲートへ開放信号を送り、前記放水ゲートを開放してなる濁水処理システム。
IPC (2件):
C02F 1/00 ,  E02B 3/00

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