特許
J-GLOBAL ID:200903011475462286
走査周波数変換回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092533
公開番号(公開出願番号):特開平7-298215
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 あるフィールドにおいて水平同期信号に対する垂直同期信号の位置が通常と異なる場合にも、出力映像信号及び垂直ドライブ信号の位相関係を、入力映像信号及び垂直同期信号の位相関係と一致させることができるようにする。【構成】 水平・垂直位相差検出回路31は、垂直同期信号b1と書き込み水平タイミング信号e1の位相関係を検出し、垂直ドライブ位相補正回路32は、この検出結果に基づいて、供給される垂直基準位相信号t1に対して位相の補正を行うことにより、補正垂直基準位相信号u1を作成して垂直ドライブ信号発生回路33に供給する。これにより、あるフィールドにおいて水平同期信号に対する垂直同期信号の位置が通常と異なる場合にも、出力映像信号及び垂直ドライブ信号の位相関係を、入力映像信号及び垂直同期信号の位相関係と一致させることができる。
請求項(抜粋):
同一の複合映像信号から作成された入力映像信号、垂直同期信号及び水平同期信号に対して水平偏向周波数及び垂直偏向周波数の変換を行い、出力映像信号、垂直ドライブ信号及び水平ドライブ信号を作成する走査周波数変換回路であって、前記水平同期信号に同期し書き込み水平タイミング信号を作成するとともに、該水平同期信号に同期し周波数が該水平同期信号のn倍(nは自然数)の第1のクロック信号を作成する第1のクロック発生手段と、この第1のクロック発生手段からの書き込み水平タイミング信号と前記垂直同期信号とにより書き込みタイミング信号を作成する書き込みタイミング信号発生回路と、前記垂直同期信号と前記第1のクロック発生手段からの書き込み水平タイミング信号との位相関係を検出し、この検出結果を示す位相差検出信号を作成する位相差検出回路と、前記水平同期信号に同期し、m倍(mは自然数であってm≧2・n)の第2のクロック信号を作成する第2のクロック発生手段と、この第2のクロック発生手段からの第2のクロック信号を1/nに分周して出力する分周器と、前記垂直同期信号に基づいて、周波数が該垂直同期信号の2倍となる読み出し垂直信号を作成する垂直周波数変換回路と、この垂直周波数変換回路からの読み出し垂直信号に基づいて、読み出し垂直タイミング信号及び垂直基準位相信号を作成する垂直タイミング信号発生回路と、前記分周器の出力と前記垂直タイミング信号発生回路からの読み出し垂直タイミング信号とから読み出しタイミング信号を作成する読出しタイミング信号発生回路と、前記分周器の出力に基づいて、水平ドライブ信号を作成する水平ドライブ信号発生回路と、前記位相差検出回路からの位相差検出信号に基づいて、前記垂直タイミング信号発生回路からの垂直基準位相信号の位相を補正することにより、補正垂直基準位相信号を作成する垂直ドライブ位相補正回路と、この垂直ドライブ位相補正回路からの補正垂直基準位相信号に基づいて、垂直ドライブ信号を作成する垂直ドライブ信号発生回路と、前記入力映像信号、前記第1のクロック発生手段からの第1のクロック信号,前記書き込みタイミング信号発生回路からの書き込みタイミング信号、前記第2のクロック発生手段からの第2のクロック信号及び前記読み出しタイミング信号発生回路からの読み出しタイミング信号に基づいて、水平偏向周波数をm/n倍にし、垂直偏向周波数を2倍に変換した出力映像信号を出力するメモリとを具備したことを特徴とする走査周波数変換回路。
IPC (2件):
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