特許
J-GLOBAL ID:200903011476352859

酵素及び光により活性化する複数の薬剤を同時に供給するための薬剤供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-512746
公開番号(公開出願番号):特表平8-500327
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】コポリマ担体に結合された抗癌薬剤及び光活性化可能薬剤の両方を含有する温血動物の癌組織処理のための組成物が、(A)コポリマ担体に結合された抗癌薬剤及び光活性化可能薬剤の両方を有する該コポリマ担体、(B)一方のコポリマ担体は該コポリマ担体に結合された抗癌薬剤を有し、他方のコポリマ担体は該コポリマ担体に結合された光活性化可能薬剤を有するコポリマ担体の混合物、及び(C)(A)及び(B)の組合せよりなる群から選ばれた成員からなる。前記抗癌薬剤は、温血動物の血流内では安定であるが、細胞内リソソーム酵素による加水分解に対して感応性の側鎖によって前記ポリマ担体に結合される。前記光活性化可能薬剤は、前記等しい分解可能な側鎖または非分解可能な結合によって結合されている。ポリマ担体は所望に応じて標的部分を含む。細胞吸水によって、ポリマ高分子を標的とされた癌細胞内に投与することによって、通常遊離薬剤によって誘発される副作用を減少することができる。抗癌剤が効果を発揮するために、癌細胞内でのコポリマの適切な取り込みのための次の投与が、ある時間遅れの後に行われる。次に適切な波長とエネルギの電源が用いられ、光活性化可能薬剤を活性化する。抗癌剤と光活性化可能薬剤との組み合わされた効果によって、少ない投与量及び副作用でより多くの癌細胞を破壊することができる。
請求項(抜粋):
(a)コポリマ担体に結合された抗癌薬剤及び光活性化可能薬剤の両者を有する該コポリマ担体、(b)一方のコポリマ担体は該コポリマ担体に結合された抗癌薬剤を有し、他方のコポリマ担体は該コポリマ担体に結合された光活性化可能薬剤を有するコポリマ担体の混合物、及び(c)一方のコポリマ担体は該コポリマ担体に結合された抗癌薬剤と光活性化可能薬剤の両者を有し、他方のコポリマ担体は抗癌薬剤と光活性化可能薬剤よりなる群から選ばれた成員であって該コポリマ担体に結合された薬剤を有するコポリマ担体の混合物、よりなる群から選ばれた成員を含むコポリマ担体に結合された抗癌薬剤及び光活性化可能薬剤の両者を含有し、前記抗癌薬剤は、温血動物の血流内では安定であるが、細胞内リソソーム酵素による加水分解に対し感応性の側鎖によって前記ポリマ担体に結合されることを条件とし、前記ポリマ担体は任意的に標的部分を含有する温血動物の癌組織処置のための組成物。
IPC (3件):
A61K 47/48 ,  C08F 20/04 MLN ,  C08F 20/56 MNC
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-243026

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