特許
J-GLOBAL ID:200903011476905220

無線電話用伸縮アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257692
公開番号(公開出願番号):特開平5-102717
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】携帯型、セルラ等の無線電話機のハウジング外方に引出される棒状アンテナが螺旋状アンテナの中空部を貫通する時に、浮遊静電容量と結合してインピーダンス整合をとって放射効率を高めた無線電話用伸縮アンテナ装置。【構成】互いに同軸中心上にある棒状アンテナ1の基部の外表面導電層1-2と螺線状アンテナ2の螺回導体の端末近傍とを電気的に結合するとともに、螺回導体と棒状アンテナとの間の浮遊静電容量を等価的に各々並列に終端せしめてインピーダンス整合寄与部とし、給電点を螺線状アンテナ2の入力端から出力端近傍へ移動せしめるようにしてなる配置。
請求項(抜粋):
送受信搬送周波数に対応する螺線状アンテナと該螺線状アンテナに結合されるλ/n長の棒状アンテナの一部分との電気的結合によりインピーダンス整合をとるようにした伸縮式無線電話用アンテナにおいて、上記アンテナのほぼ全長に亘って収納されるガイド壁を有する深長穴が穿たれた無線機のハウジングと、上記深長穴の開口端縁で同軸中心に配置され、入力端を給電点とする螺線状アンテナと、心線導体全体を絶縁性鞘体により被覆し、その基部表面に区分された導電層を備える棒状アンテナとを有し、上記棒状アンテナを上記ハウジングの外方に引出した時に接地され、上記螺線状アンテナの螺回導体と上記導電層の一つとの間の浮遊静電容量が夫々並列に終端するインピーダンス整合部を形成し、上記給電点を上記螺線状アンテナの出力端近傍に移動せしめるようにしたことを特徴とする無線電話用伸縮アンテナ装置。

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