特許
J-GLOBAL ID:200903011478597760

半プレキャスト鉄筋コンクリート部材及びこれを用いた穴あき床の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 昌俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284271
公開番号(公開出願番号):特開平11-107424
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 穴あき床の構築に際して現場における中空型枠の組み立てや煩雑な配筋作業を解消することができる半PCa部材、及びこの半PCa部材を強固に一体化して穴あき床を構築する方法を提供すること。【解決手段】 梁配筋56を有する中央梁部4の上下に上側床部2と下側床部3とを設け断面エ字状の半PCa部材1を構成し、下側床部3の端部に小梁部5を構築するための梁主筋51及び剪断補強筋52を植え込んでおく。半PCa部材1を並べて敷設し、半PCa部材1同志の間にボイドのための空間6、7を残すようにして小梁部5を構築して一体化を図り、穴あき床を構築する。
請求項(抜粋):
穴あき床を構築するための半プレキャスト鉄筋コンクリート部材であって、上側床用配筋が打ち込まれた上側床部と、下側床用配筋が打ち込まれた前記上側床部よりも巾の広い下側床部と、前記上側床部と前記下側床部とをそれぞれ両側に略半分づつ振り分けるようにして前記上側床部と前記下側床部との間に一体に設けられた梁配筋の打ち込まれている中央梁部とを具えて成り、前記上側床部の各端部からは前記上側床用配筋の鉄筋が突出しており、前記下側床部の長手方向の各端部からは前記下側床用配筋の鉄筋が突出しており、前記中央梁部の両側にそれぞれ形成されているコ字形空間を利用してボイドを形成するための型枠材を取り付けるため前記上側及び下側床部に型枠取付用金具が固設されており、前記下側床部の巾方向端部には梁配筋を形成するための下端梁筋及び剪断補強筋の一部が植え込まれていることを特徴とする半プレキャスト鉄筋コンクリート部材。

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