特許
J-GLOBAL ID:200903011485637726

経尿道ニードル切除装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518225
公開番号(公開出願番号):特表平8-506259
出願日: 1994年02月02日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】高周波エネルギーを用いて男性の前立腺を処置するための経尿道針による切除装置(31)は、内腔(36)が延びるシース(32)を備えている。ガイドチューブ組立体(51,52)は、上記シースの内腔にスライド可能に取り付けられ、該組立体も内腔が延びている。ガイドチューブ組立体の内腔(84)には針電極(116)がスライド可能に取り付けられる。針電極のまわりには絶縁シース(83)が配置され、針電極の遠位端は露出され、従って、シースが尿道に配置されてその遠位端が前立腺付近にあるときに、尿道壁を貫通して前立腺の組織へ針電極を進ませることができ、針電極の周囲の前立腺組織に高周波エネルギーを付与して、前立腺に傷害部を形成することができる。
請求項(抜粋):
高周波電源からの高周波エネルギーを用いて男性の前立腺を処置するための経尿道針による切除装置において、上記男性は、基部をもつ膀胱、前立腺及び陰茎を有し、尿道壁によって形成された尿道が膀胱の基部から前立腺及び陰茎を通って長手軸に沿って延び、前立腺は、膀胱の基部付近で尿道壁を取り巻く前立腺組織を有し、上記装置は、近位端及び遠位端を有し且つ近位端から遠位端へと延びる内腔を有するシースと;該シースの内腔にスライド可能に取り付けられ、近位端及び遠位端を有し、近位端から遠位端へと延びる内腔を有し且つ長手方向軸を有するガイドチューブ組立体と;該ガイドチューブ組立体の内腔にスライド可能に取り付けられ且つ近位端及び遠位端を有する針電極と;該針電極の周りに配置され且つ遠位端を有する絶縁スリーブであって、この絶縁スリーブの遠位端は上記針電極の遠位端が露出されるように配置される絶縁スリーブと;人間の手で把持される取手と;上記シースの近位端を取手に取り付けるための手段と;上記取手に支持されそして上記ガイドチューブ組立体に接続されて、上記ガイドチューブ組立体の遠位端を、上記ガイドチューブ組立体の遠位端が上記シースの遠位端内に来るような引っ込んだ位置から、上記ガイドチューブ組立体の遠位端が上記シースの遠方に配置される延びた位置へと移動するための手段と;上記取手に支持されそして上記ガイドチューブ組立体に接続されて、上記ガイドチューブ組立体の遠位端を上記長手方向軸に対してある角度に曲げさせて、上記ガイドチューブ組立体の内腔が尿道壁を向くように指向できるようにする手段と;上記針電極に接続され、上記高周波電源に接続されて、高周波エネルギーを針電極に供給するための手段と;上記取手に支持されそして上記針電極及び絶縁スリーブに接続されて、上記針電極をガイドチューブに対して進ませたり引っ込めたりする手段であって、上記シースがその遠位端が前立腺付近にある状態で尿道に配置されたときに、上記針電極を尿道壁を貫通して前立腺の組織へと前進させ、針電極の周囲の前立腺の組織へ高周波エネルギーを付与して前立腺に傷害部を形成できるようにする手段とを備えたことを特徴とする装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-325151
  • 特開昭56-156135
  • 特開昭62-295653
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