特許
J-GLOBAL ID:200903011487364620

油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-001779
公開番号(公開出願番号):特開平9-189052
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 油圧ショベルにて土羽作業を行う際に、機体の浮上を防止する。【解決手段】 ブーム上下用のシリンダ7の手前に設けたロードチェック弁5と、可変絞り3の2次側に設けた圧力補償弁4との間からリリーフ油路20を分岐し、このリリーフ油路20に可変リリーフ弁21を接続する。土羽作業の際にパイロット弁10を下げ側へ操作したときは、圧力スイッチ28がオンとなり、コントローラ25からの指令信号によって所定時間だけ電磁切替弁24が24bの位置へ切り替わる。従って、可変リリーフ弁21のパイロットポート21bに作用しているパイロット圧がタンク12へ逃げ、可変リリーフ弁21は通常より低いリリーフ圧に変更される。バケット14の接地により負荷圧が増加しても可変リリーフ弁21がリリーフするので、油圧ポンプ1の吐出圧は機体が浮上する圧力にまで達する。
請求項(抜粋):
可変容量形の油圧ポンプの吐出油路に可変絞りを設け、該可変絞りとアクチュエータとの間からアクチュエータの負荷圧油路を分岐してポンプレギュレータへ接続し、パイロット弁の操作量に応じて前記油圧ポンプの吐出量を増減するロードセンシング油圧回路を備えた油圧ショベルに於いて、ブーム上下用のシリンダと前記可変絞りとの間からリリーフ油路を分岐して可変リリーフ弁を接続し、該可変リリーフ弁のリリーフ圧調整用のパイロット油路に電磁切替弁を介装し、更に、ブーム下げ側のパイロット圧を検出する圧力スイッチを設け、該圧力スイッチがオンしたときは所定時間だけ前記電磁切替弁を切り替えて可変リリーフ弁のパイロットポートをタンクに連通させるコントローラを設けたことを特徴とする油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路。
IPC (5件):
E02F 9/22 ,  F15B 9/09 ,  F15B 11/00 ,  F16K 17/06 ,  E02F 9/24
FI (5件):
E02F 9/22 E ,  F15B 9/09 D ,  F16K 17/06 C ,  E02F 9/24 C ,  F15B 11/00 L

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