特許
J-GLOBAL ID:200903011489620615

電波式特定高度検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133774
公開番号(公開出願番号):特開平5-323022
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 電波式特定高度検知装置の小形軽量化、経済化及び低消費電力化。【構成】 クロックCKの立上りよりτ1 遅れて送信部Sより送信パルスPs が発射され、地表で反射されて、受信パルスPr が受信部Rに入力され、受信検出パルスRPが発生する。Pr のPs からの遅延τ2 は電波の往復する時間である。Rの遅延をτ3 とすると、RPのCKに対する全遅延τはτ1 2 3 となる。本装置の高度が検出すべき特定高度hに等しくなったと仮定した時の全遅延τをτh とすれば、ゲートパルス発生器21はCKの立上りよりτh だけ遅れた時点にゲートパルスGPをアンドゲート18に与える。本検出装置の高度がhに等しくなると、RPのτはτh となるので、ゲート18からパルスが出力され、F/V変換器22でその繰返し周波数に対応した大きさの出力電圧に変換され、比較器23でしきい値電圧と比較された後、特定高度検出出力とされる。
請求項(抜粋):
クロック発生器と、そのクロック発生器のクロックに同期して、送信パルスを地表に向けて発射する送信部と、その送信パルスが地表で反射されて戻って来た反射パルスを受信・検出する受信部と、特定高度より発射された前記送信パルスが、地表で反射されて戻って来る迄の往復の伝播時間2τh と、前記送信部の遅延時間τs と、前記受信部の遅延時間τr との合計の遅延時間τだけ、前記クロックのタイミングより遅れてゲートパルスを発生するゲートパルス発生器と、そのゲートパルスの継続時間の間のみゲートを開いて、前記受信部の出力パルスを通過させるゲート回路と、そのゲート回路の出力パルスの繰返し周波数を電圧に変換するF/V変換器と、そのF/V変換器の出力をしきい値電圧と比較し、しきい値電圧より大きいとき特定高度検出信号を出力する比較器とを具備することを特徴とする、電波式特定高度検知装置。

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