特許
J-GLOBAL ID:200903011491219375

多孔性の柱状部材を用いる地盤改良工法、並びに、同工法用の資材,および機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048890
公開番号(公開出願番号):特開平9-242062
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 空中構築物7が存在するため作業可能空間の上限が制約されていても地中の深い所まで地下構築物を構成することができる地盤改良工法、および、上記発明工法の実施に好適な機械,資材を提供する。【解決手段】 複数本の筒状ケーシングを用い、第1ケーシング13aを地中に振動杭打抜技術によって打ち込むとともに、その上に第2ケーシング13bを継ぎ足して打ち込みを続行し、同様の作業を繰り返して第5ケーシングを継ぎ足して打ち込む。上記の打ち込み作業と前後して、前記第1〜第5ケーシングの中に多孔性の柱状部材(例えば筒状の網製の袋に骨材を封入したグラベルパック12)を投入し、地中に骨材19よりなる柱状構造物を形成した後、前記筒状のケーシングは第5ケーシング13e〜第1ケーシング13aの順に、分割しつつ引き抜いて、前記の骨材19よりなる柱状構築物を地中に残置する。
請求項(抜粋):
開閉可能な蓋で下端を閉じられた筒状の第1ケーシングの中に、多孔性の柱状部材を挿入して、該第1ケーシングの下端を地表に押し当て、上記第1ケーシングに振動を与えて、該第1ケーシングの上端がほぼ地表面に揃うまで地中に貫入せしめ、筒状の第2ケーシングの中に多孔性の柱状部材を挿入して、該第2ケーシングの下端を第1ケーシングの上端に接続し、上記第2ケーシングに振動を与えて、該第2ケーシングの上端がほぼ地表面に揃うまで地中に貫入せしめ、上記第2ケーシングの接続・貫入作業と同様の作業を、後続のケーシングについて繰り返し、多孔性の柱状部材を挿入した第N番目(Nは3以上の整数)のケーシングの上端がほぼ地表面に揃うまで地中に貫入せしめ、接続されたN本の筒状ケーシングに振動を与えて引き抜きながら、N本のケーシングに分割するとともに、第1ケーシング下端の蓋を開かせて、ケーシング内のN本の多孔性柱状部材を地中に残留せしめて、N本の多孔性柱状部材が長手方向に継ぎ合わされた構築物を地中に形成することを特徴とする、多孔性の柱状部材を用いる地盤改良工法。
IPC (2件):
E02D 3/10 104 ,  E02D 27/34
FI (2件):
E02D 3/10 104 ,  E02D 27/34 Z

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