特許
J-GLOBAL ID:200903011493930122

待機モードを有する装置、プログラム、及び待機モードを有する装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 赤澤 日出夫 ,  石戸 久子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001004168
公開番号(公開出願番号):WO2002-095556
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年11月28日
要約:
パーソナルコンピュータ装置の使用者によりOSの終了の操作が行なわれると、BIOSは直ちに電源をオフさせるのではなく、ソフトウェアリセットにより装置を再起動してPOSTを実行し、POSTが完了しOSの起動を開始する直前の装置の状態を揮発性メモリに保持し、省電力モードに移行させる。次に装置を起動するときは、BIOSはPOSTの実行を省略して省電力モードからの復帰処理のみをおこない、直ちにOSの起動を開始する。以上の構成によれば、装置を起動するときにPOSTの実行を省略して装置の起動時間を短縮することが可能となる。POSTで必要な処理はOS終了処理の後に行なわれ、再起動後のPOSTが完了した状態が揮発性メモリに保持され省電力モードの状態となる。ここで主電源の切断やバッテリー切れがあった場合には装置は電源オフの状態となるが、OSを終了しているため、従来の技術で用いられるOSを使用している状態でスタンバイに移行する場合と異なり、データを消失する危険が無い。
請求項(抜粋):
待機モードを有する装置であって、 前記装置の少なくとも一部を初期化処理する初期化手段と、 前記初期化手段により初期化処理された状態を維持して前記装置を待機モードにする待機モード移行手段と、 前記待機モード移行手段による待機モードから、前記初期化処理された状態を維持したまま前記装置を復帰させる復帰手段とを備えてなる待機モードを有する装置。
IPC (2件):
G06F1/26 ,  G06F9/445
FI (2件):
G06F1/00 334A ,  G06F9/06 610K

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