特許
J-GLOBAL ID:200903011525204542
生ゴミ高速発酵処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-089057
公開番号(公開出願番号):特開平7-039848
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】生ゴミなどの有機性廃棄物を迅速かつ衛生的に発酵処理でき、肥料化する際にも生ゴミを焦がすこともなく、堆肥化の促進が図られる生ゴミの高速発酵処理装置を提供する。【構成】生ゴミなどの有機性廃棄物を60度以上で、かつ、自然発火点となる温度以下の高温にて分解し堆肥化する放線菌などの微生物を供給する微生物供給部と堆肥化を促進させるための水分・油脂分調整部材を供給するための調整部材供給部と有機性廃棄物や上記微生物,水分・油脂分調整部材が混入され、有機性廃棄物を発酵処理するため上記処理装置本体内に設けられた発酵処理槽5とを備えている。更に、生ゴミなどの有機性廃棄物が投入される投入口と排出口を自動的に開閉する開閉機構と上記微生物供給部及び調整部材供給部とを制御する制御手段を上記処理装置本体に設けている。
請求項(抜粋):
生ゴミなどの有機性廃棄物が投入される投入口を自動的に開閉する開閉機構を有する処理装置本体と、その処理装置本体に設けられ、生ゴミなどの有機性廃棄物を60度以上の高温にて分解し堆肥化する放線菌などの微生物を供給する微生物供給部と、上記処理装置本体に設けられ、微生物供給部から微生物が上記有機性廃棄物を堆肥化する際に混入され、堆肥化を促進させるための米ぬか,おから,油粕などの有機性からなる水分・油脂分調整部材を供給するための調整部材供給部と、有機性廃棄物や上記微生物,水分・油脂分調整部材が混入され、有機性廃棄物を発酵処理するため上記処理装置本体内に設けられた発酵処理槽と、上記発酵処理槽内に設けられ、発酵処理槽に投入される有機性廃棄物を攪拌するための攪拌羽根と、上記攪拌羽根を回転させるため低速回転可能に上記処理装置本体に設けられたモータと、上記発酵処理槽の外周部を覆うように取り付けられ、温水を循環させることによりその処理槽の温度を60度以上で、かつ、自然発火点以下の温度に維持する温水ジャケットと、上記処理槽に連繋され、上記微生物が上記有機性廃棄物を分解し堆肥化する際に発生する臭気を脱臭する脱臭手段と、上記処理槽内で発酵処理され、肥料化した生ゴミを排出する排出口を自動的に開閉する開閉機構と、上記両開閉機構を開閉制御し、微生物供給部及び調整部材供給部の供給制御を行うために上記処理装置本体に設けられた制御手段と、とから構成されていることを特徴とする生ゴミの高速発酵処理装置。
IPC (2件):
B09B 3/00 ZAB
, C05F 9/02 ZAB
前のページに戻る