特許
J-GLOBAL ID:200903011527805039

固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334734
公開番号(公開出願番号):特開平9-181977
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 固体撮像素子自体の正確な温度に応じて固体撮像素子の固定パターンノイズを除去した画質の良い固体撮像装置を実現する。【解決手段】 固体撮像素子1の暗電流の対数値が温度に比例することから、信号処理およびデジタル変換された固体撮像装置1の出力を用いて遅延手段13および減算手段11により、固体撮像装置1の暗電流を計測し、その計測値に基づいて記憶手段8に記憶していた最大蓄積可能電荷量に対応するデータを補正し、その補正したデータを用いてノイズ除去手段6で出力を修正することにより、温度によって固定パターンノイズの変化する固体撮像素子1を用いても、固体撮像素子自体の正確な温度に応じて固体撮像素子の固定パターンノイズを除去することができ、固定パターンノイズによる画質劣化のない画像を得ることができる。
請求項(抜粋):
固体撮像素子と、前記固体撮像素子の最大蓄積可能電荷量に対応するデータを保持する記憶手段と、前記固体撮像素子の暗電流を計測する暗電流計測手段と、前記暗電流の値に対応する前記記憶手段のデータの補正量を出力するデータ補正量設定手段と、前記最大蓄積可能電荷量に対応するデータを前記データの補正量を用いて補正し基準レベルとして出力する基準レベル設定手段と、前記固体撮像素子の出力信号レベルが前記基準レベル以上のときに制御信号を出力する比較手段と、前記比較手段の前記制御信号に応答して前記基準レベルに基づいて前記固体撮像素子の出力信号を補正するノイズ除去手段とを備えた固体撮像装置。

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