特許
J-GLOBAL ID:200903011557253863

新規ゼオライト触媒及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104117
公開番号(公開出願番号):特開平7-308581
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 各種の炭化水素の転換反応に高活性及び高選択性等の優れた触媒性能を発揮するゼオライト触媒を提供する。【構成】 (a)アルカリ金属含有量が酸化物として5.0重量%以下であり、かつ、プロトン酸性質を有する結晶性アルミノシリケート系ゼオライトからなり、(b)Mg、Ca、Sr、Ba、B、Al及びGaからなる群から選定された少なくとも1種の金属が塩基性を示す酸化物の形態でゼオライト結晶格子外成分として0.05〜10.0重量%担持されており、(c)周期表VIA族金属及びVIII族金属からなる群から選定された少なくとも1種の遷移金属が担持されており、(d)ゼオライト骨格Al原子1モルあたりのNa+に対するイオン交換容量Eが、モル比(Na+/骨格Al)で表して、0.1以上であり、(e)BET比表面積が350m2/g以上で、細孔容積が0.1cm3/g以上である。
請求項(抜粋):
(a)アルカリ金属含有量が酸化物として5.0重量%以下であり、かつ、プロトン酸性質を有する結晶性アルミノシリケート系ゼオライトからなり、(b)該ゼオライトには、Mg、Ca、Sr、Ba、B、Al及びGaからなる群から選定された少なくとも1種の金属が塩基性を示す酸化物の形態でゼオライト結晶格子外成分として0.05〜10.0重量%担持されており、更に、(c)該ゼオライトには、周期表VIA族金属及びVIII族金属からなる群から選定された少なくとも1種の遷移金属が担持されているゼオライト触媒であって、かつ、(d)該触媒における前記ゼオライト成分のゼオライト骨格Al原子1モルあたりのNa+に対するイオン交換容量Eが、モル比(Na+/骨格Al)で表して、0.1以上であり、(e)該ゼオライト触媒のBET比表面積が350m2/g以上で、細孔容積が0.1cm3/g以上であり、(f)該ゼオライト触媒のNH3-TPD酸性度[A]が0.1mmol/g以上で、CO2-TPD塩基性度[B]が0.1mmol/g以上で、かつ、塩基性度比{[B]/([A]+[B])}が0.1〜0.6の範囲にあることを特徴とする新規ゼオライト触媒。
IPC (8件):
B01J 29/064 ,  B01J 29/10 ,  C10G 3/00 ,  C10G 11/05 ,  C10G 35/095 ,  C10G 45/64 ,  C10G 47/20 ,  C10G 50/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-212494

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