特許
J-GLOBAL ID:200903011558292293

曲がりボルトを用いた構築部材の接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-163569
公開番号(公開出願番号):特開平11-350885
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 曲がりボルトのセットが容易で、接合作業を簡単で短時間に行える構築部材の接合構造を提供する。【解決手段】 両構築部材2の締付け作業用ボルトボックス6間に配設されていた曲がりボルト3を短くし、一方の構築部材2における接合面2aと他方の構築部材2における締付け作業用ボルトボックス6との間に配設することにより、ナット14での締付けによる変形量を少なくして、ナット14での締付けによって発生する締結力の接合面2a部分でロスを少なくする。また、このように、曲がりボルト3を短くしてナット14締付け時での曲がりボルト3の変形量を少なくすることで、変形時の曲がりボルト3がボルト貫通孔7直下のコンクリート部分(コンクリートのあご部)を損傷させてしまうことを防ぐ。
請求項(抜粋):
接合すべき両構築部材の接合面を当面させると共に、この両構築部材の接合面近傍部分を曲がりボルトで締付けることで、前記両構築部材を接合してなる接合構造であり、前記一方の構築部材における接合面近傍部分には、少なくとも前記曲がりボルトの頭部よりも大きい径で接合面に開口している前記曲がりボルト用のボルトホールと、このボルトホールの軸線と同一線上となる軸線で形成されたボルト貫通孔を有すると共に、前記接合面に露出して取付けられているボルト定着金物とが設けられており、前記他方の構築部材における接合面近傍部分には、接合面後方の締付け作業用ボルトボックスへ連通していると共に、接合面に開口している前記曲がりボルト用のボルト貫通孔が設けられており、前記曲がりボルトは、その頭部が前記一方の構築部材におけるボルト定着金物に定着していると共に、前記他方の構築部材におけるボルト貫通孔を貫通した先端部に締付け用ナットが螺合している状態で配設することで、前記両構築部材を締付けるように構成されていることを特徴とする曲がりボルトを用いた構築部材の接合構造。
IPC (3件):
E21D 11/04 ,  E04B 1/61 ,  E21D 11/08
FI (3件):
E21D 11/04 A ,  E21D 11/08 ,  E04B 1/60 503 D

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