特許
J-GLOBAL ID:200903011569072074

強誘電性液晶表示素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097611
公開番号(公開出願番号):特開平8-271905
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 らせんピッチが短い強誘電性液晶材料を用いてDHF液晶として動作する強誘電性液晶表示素子及びその製造方法を提供することである。【構成】 液晶表示素子の配向膜18、19の厚さを40nmより大きくし、膜厚が増加するに従って小さくなる表面エネルギーの極性力成分が強誘電性液晶21の液晶分子のねじれ力よりも小さくなるように設定する。ねじれ力が表面エネルギーの極性力成分よりも強いため、強誘電性液晶21の分子は螺旋構造を維持したまま、螺旋が歪むことにより、平均的なダイレクタの方向が変化する配向状態を有し、DHF液晶として動作する。
請求項(抜粋):
第1の電極と第1の電極の上に形成された第1の配向膜が形成された第1の基板と、前記第1の電極に対向する第2の電極が形成され、その上に第2の配向膜が形成された第2の基板と、自己のねじれ力により分子の螺旋構造を有した状態で、前記第1と第2の配向膜の間に配置された強誘電性液晶と、を具備する強誘電性液晶表示素子において、前記第1と第2の配向膜の表面は、液晶分子との間に働く力が前記強誘電性液晶のねじれ力よりも小さい表面エネルギーを有する、ことを特徴とする強誘電性液晶表示素子。
IPC (3件):
G02F 1/1337 510 ,  G02F 1/133 560 ,  G02F 1/141
FI (3件):
G02F 1/1337 510 ,  G02F 1/133 560 ,  G02F 1/137 510
引用特許:
審査官引用 (1件)

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