特許
J-GLOBAL ID:200903011572538599
画像読取り用レンズ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154385
公開番号(公開出願番号):特開平10-333029
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】倍率の色収差の低減化、大口径化と広画角化、読取りの高密度化を実現する。【解決手段】変形クセノタ型のレンズ光学系10は、物体側から像側に順に、第1、第2群レンズL1,L2、絞り7、第3,第4群レンズL3,L4を配設して構成される。第1群レンズL1は、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第1レンズ1で形成され、第2群レンズL2は、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レンズ2と像側に凹面を向けた負メニスカス形状の第3レンズ3を接合して形成される。第3群レンズL3は、物体側に凹面を向けた負メニスカス形状の第4レンズ4で形成され、第4群レンズL4は、両凹形状の第5レンズ5と、像側に強い凸面を向けた両凸形状の第6レンズ6を接合して形成される。その屈折率とアッベ数と面間隔を最適に設定することによって、特に倍率の色収差が低減でき、像倍率が0.16535付近で高い読取り密度が得られる。
請求項(抜粋):
物体側より像側に向けて順に、正の屈折力を持つ第1群レンズ、負の屈折力を持つ第2群レンズ、絞り、負の屈折力を持つ第3群レンズ、正の屈折力を持つ第4群レンズを配設した画像読取り用レンズにおいて、上記第1群レンズは、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第1レンズでなり、上記第2群レンズは、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカス形状の第3レンズを接合してなり、上記第3群レンズは、物体側に凹面を向けた負メニスカス形状の第4レンズでなり、上記第4群レンズは、両凹形状の第5レンズと、像側に強い凸面を向けた両凸形状の第6レンズを接合してなり、上記第5レンズおよび第6レンズが、下記条件式?@および?Aを満たすように構成することを特徴とする画像読取り用レンズ。条件式?@ 0.005<(n<SB>5</SB> -n<SB>6</SB> )<0.035条件式?A -21.0<(ν<SB>5</SB> -ν<SB>6</SB> )<-17.0ただし、n<SB>5</SB> は上記第5レンズの屈折率、n<SB>6</SB> は上記第6レンズの屈折率、ν<SB>5</SB> は上記第5レンズのアッベ数、ν<SB>6</SB> は上記第6レンズのアッベ数を表す。
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