特許
J-GLOBAL ID:200903011574717989

触媒装置用メタル担体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286313
公開番号(公開出願番号):特開平8-141409
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ロール状のハニカム体に生ずる熱応力を緩和するための平板2重構造を有するメタル担体において、2枚重ねの平板材の間にメタルタッチを生ぜずかつ容易に滑ることができて熱応力が緩和され耐久性が向上した触媒装置用メタル担体を提供する。【構成】 波板材1、平板材22 、第2の波板材31 及び平板材21 を重ね合せてロール状のハニカム体11を形成する。平板材21 は波板材1と同じ長さ、平板材22 は平板材21 より短く、波板材1及び平板材21 と重ねてロール状に巻いてハニカム体11を形成したとき、ハニカム体11の外側から2層までの範囲を形成する長さを有し、第2の波板材31 は平板材21 と22 の間に接合されることなく配設され、その長さは平板材22 と同じである。第2の波板材31 の表面に酸化アルミニウムの被膜を施せば、板材間のメタルタッチを防止できる。平板材22 または第2の波板材31 の長さと位置は種々変更し得る。
請求項(抜粋):
帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる平板材とが相互に当接して重なり合ってロール状に巻かれて、層状の多数の網目状通気路を備えたハニカム体をなし、少なくとも外側から2層以上の範囲において前記平板材が2枚重ねられ、かつ該2枚の平板材は互いに接合されることなく形成された触媒装置用メタル担体において、帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した第2の波板材が、前記ハニカム体の少なくともいずれか一つの層の、前記2枚重ねられた平板材の間において、接合されることなく配設されることを特徴とする触媒装置用メタル担体。
IPC (5件):
B01J 35/04 301 ,  B01J 35/04 ZAB ,  B01J 35/04 311 ,  B01J 35/04 321 ,  B32B 33/00

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