特許
J-GLOBAL ID:200903011581347275

車両の液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191959
公開番号(公開出願番号):特開平9-039765
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 車両の液圧ブレーキ装置において制動初期におけるペダルストロークの増大を低減し、適切な制動フィーリングを確保する。【解決手段】 液圧制御弁14と第1液路16によって接続され、且つマスタシリンダ10と第2液路18によって接続されたチェンジバルブ20と、前記第2液路18中に、チェンジバルブ20からマスタシリンダ10への流れのみを許容する第1逆止弁24と、マスタシリンダ10からチェンジバルブ20への所定圧以上の流れのみを許容する第2逆止弁26と、を並列に備え、チェンジバルブ20へ流入するマスタシリンダ液圧を低くして、チェンジバルブ20の切換りの遅れがあっても、マスタシリンダ液圧のホイールシリンダFL、RRへの流出を抑制し、ペダルストロークの増大を減少させる。
請求項(抜粋):
マスタシリンダによって発生される液圧及び液圧源によって発生される液圧を、適宜に組合せてホイールシリンダに供給し得るように構成した車両の液圧ブレーキ装置において、前記マスタシリンダ及び液圧源に接続され、液圧源の液圧をマスタシリンダの液圧に応じた高さに調圧する液圧制御弁と、該液圧制御弁と接続された第1液路及び前記マスタシリンダと接続された第2液路と、前記第1液路と接続された第1入力ポートと、前記第2液路と接続された第2入力ポートと、該第2入力ポートと接続可能とされた出力ポートと、フリーピストンとを有し、前記第1液路の液圧を受けて摺動する前記フリーピストンによって第2入力ポートと出力ポートとの接続を遮断すると共に、第1液路の液圧相当の液圧を出力ポートに出力可能な構成とされたチェンジバルブと、前記第2液路中に、前記チェンジバルブから前記マスタシリンダへの流れのみを許容する第1逆止弁と、前記マスタシリングから前記チェンジバルブへの所定圧以上の流れのみを許容する第2逆止弁とを並列に備え、且つ、前記第1液路が全ホイールシリンダのうちの一部のホイールシリンダ側と接続されると共に、前記チェンジバルブの出力ポートが残りのホイールシリンダ側に接続されたことを特徴とする車両の液圧ブレーキ装置。

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