特許
J-GLOBAL ID:200903011596200700

金属帯板圧延時の張力分布測定方法およびこれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-137459
公開番号(公開出願番号):特開平8-005480
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 金属帯板圧延時の板幅方向の張力分布測定方法において、帯板の材質および/または板厚が変わった際に吹きつけ流体の圧力に起因した金属帯板の張力分布の算出結果の誤差、および各流体吹きつけ位置間での吹きつけ流体の圧力のばらつきに起因した金属帯板の張力分布の算出結果の誤差の少ない金属帯板圧延時の板幅方向の張力分布測定方法およびこれに用いる装置を提供する。【構成】 吹きつけ流体圧力検出センサー11によって各吹きつけ流体の圧力を検出し、その検出信号を計算機10に取り込み、得られた各流体の圧力を演算部7において比較し、ばらつきのある場合には各流体圧力が等しくなるような圧力を算出し、この値を指令として電磁弁13に送り、この電磁弁13によって各吹き付けノズルの流体Fの圧力が等しくなるように調整する。
請求項(抜粋):
冷間圧延を受けて走行中の金属の帯板に対し、その板幅方向の複数の位置においてその板厚方向に流体を吹きつけ、それにより帯板に生じた微小な変位を検出してこの変位量から各吹きつけ位置における張力の値を算出することからなる金属帯板圧延時の板幅方向の張力分布測定方法において、帯板の材質および/または板厚に対応した帯板の板幅方向の所望の変位量を発生させる吹きつけ流体の圧力をあらかじめ求めておき、板幅方向の複数の位置において板厚方向に流体を吹きつける際に、前記あらかじめ求めておいた吹きつけ流体の圧力に基づいて帯板の材質および/または板厚に応じた吹きつけ流体圧力を設定することを特徴とする金属帯板圧延時の板幅方向の張力分布測定方法。

前のページに戻る