特許
J-GLOBAL ID:200903011608995037
車輌のスピンドルに連結されたシミュレータで使用するタイヤをモデリングする方法および装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302329
公開番号(公開出願番号):特開平11-051820
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 コンピュータシミュレーションによるタイヤ荷重の予測を正確にし、コンピュータによる莫大な量の計算を必要とせず、実効路面特性を用いてスピンドルに連結されたシミュレーション制御装置で容易に実行できる車輌のスピンドルに連結されたシミュレータで使用するタイヤのモデリング方法を提供する。【解決手段】 この方法は、実効路面特性を表すために、平面による垂直方向の変位、平面による半径方向の接触角、平面による横方向の接触角の三座標を含む座標系によって平坦な路面が定められる。実効路面特性は車輌の走行で得た動的データから、そのタイヤをモデル化した逆のタイヤモデルによって車輌に無関係となるように一般化して得られる。試験タイヤは試験台に取付けられて三座標の各々に関して予め定めた範囲内で励振される。その励振入力データおよび応答出力データを基にして、装置同定技術を用いることによってタイヤモデルが構成される。
請求項(抜粋):
スピンドルに連結された走行シミュレータで行う自動車テストにおいて実効路面特性に関連して使用するタイヤをモデリングする方法であって、(a)前記実効路面特性を表すために、平面による垂直方向の撓み、平面による半径方向の接触角、平面による横方向の接触角、を含んでなる三座標系において平坦な路面を定め、(b)タイヤ、接触面およびタイヤ試験台がタイヤ試験装置を構成するのであるが、前記三座標の各々において可動な接触面に接触させて試験タイヤをタイヤ試験台に取付け、(c)前記三座標の各々に関して予め定めた励振範囲にわたって前記タイヤが接触されている前記接触面を励振し、(d)前記三座標に関して一組の励振入力データと、前記タイヤ試験装置から発生された一組の応答出力データとを収集し、(d)前記入力データを前記出力データと整合し、(e)前記タイヤ装置の線形モデルに基づいて前記入力データおよび前記出力データから前記タイヤ装置のばね定数を推定し、(f)前記タイヤ装置の二次モデルおよび段階(e)で推定した前記ばね定数のほぼ2倍のばね定数に基づいて装置同定技術を用いることにより前記入力データおよび前記出力データからタイヤ装置の質量およびタイヤ装置の減衰定数を推定してタイヤモデルを構成するようになし、(g)前記タイヤからスピンドルに作用する実際の力を発生させるために予め定めた入力信号で前記タイヤ試験装置を励振し、(h)前記予め定めた入力信号に基づいて前記タイヤモデルからシミュレートされたスピンドルに作用する力を推定し、そして(i)前記実際のスピンドルに作用する力を前記シミュレートしたスピンドルに作用する力と比較して、前記実効路面特性に対して前記タイヤモデルを検査する、諸段階を含む車輌のスピンドルに連結されたシミュレータで使用するタイヤをモデリングする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01M 17/02 B
, B60C 19/00 H
前のページに戻る