特許
J-GLOBAL ID:200903011610437696
地中連壁の施工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-035851
公開番号(公開出願番号):特開平8-209685
出願日: 1995年02月02日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】地中へ垂直に掘削した円形縦坑へ断面H形状の支持杭を埋設させ、該断面H形状の支持杭の平側面を利して、構築壁用掘削機本体の両側の担持部材を担持させて、断面略半円形状の片持バケットで構築壁用縦坑を掘削するため、高精度の構築壁用縦坑を掘削することが可能であり、掘削中及び掘削後に構築壁用縦坑の底部に微粒な土砂や、地中から湧出する地下水や、地下水に粘土質の土が混ざった汚泥状のものが貯溜すること無く、従って、後にこれ等の汚泥等をポンプ等で排出する必要がなくなるものである。【構成】構築壁用掘削機本体の下面の一側へ枢動支点を設けて枢動可能に枢着した断面略半円形状の片持バケットによって、掘削中及び掘削後の構築壁用縦坑の底部に汚泥等の地中連壁の施工の妨害となる物質を一般の土砂或いは砂礫等と共に絶えず搬出するものであり、更には、構築壁用掘削機本体の担持部材を両側の断面H形状の支持杭の平側面へ担持させながら掘削するため高精度の構築壁用縦坑を掘削できる構成である。
請求項(抜粋):
地中へ垂直に円形縦坑を掘削するアースドリル機と、多数本の長尺な断面H形状の支持杭と、両側に支持杭の平側面へ担持させる担持部材を形設した構築壁用掘削機本体と、該構築壁用掘削機本体の下方の一側へ枢動支点を設けて枢動可能に枢着した断面略半円形状の片持バケットと、複数本の鉄筋を組設した複数の鉄筋ブロックと、コンクリート打設機とを用いて、大深度の円形縦坑を一定間隔を有してアースドリル機で垂直に多数掘削する工程と、該夫々の円形縦坑に支持杭の平側面を構築壁用縦坑の方向に向けて連接させながら埋設する工程と、該夫々の支持杭の周域の円形縦坑の内部を土砂で埋め戻す工程と、隣合う夫々の支持杭の対峙する夫々の平側面へ構築壁用掘削機本体の両側の担持部材によって夫々担持させる工程と、前記構築壁用掘削機本体の重量で垂直に吊下させながら前記片持バケットで隣合う支持杭の間の矩形状スペースの構築壁用縦坑を掘削する工程と、該構築壁用縦坑へ複数の鉄筋ブロックを最深部から順次埋設する工程と、該鉄筋ブロックの周域の構築壁用縦坑の内部へコンクリートを打設する工程とを含むことを特徴とする地中連壁の施工方法。
IPC (2件):
E02D 5/20 102
, E21B 11/04
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