特許
J-GLOBAL ID:200903011628901160

移動量計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271388
公開番号(公開出願番号):特開平5-107029
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】この発明の移動量計測装置にあっては、複数の移動体の移動量計測システムを1台のカメラにより構成するために、MD中のデータを繰返し読み出すことでフレームメモリを要さずに構成することを特徴とする。【構成】この発明は、非破壊読み出し、X-Yアドレス読み出し可能なCMD20をカメラ18に用いている。測定開始直後、CMD20の非破壊読み出しにより複数移動体の始点の位置を演算回路23で確認すると共に、始点の周囲の一定範囲を計測範囲として読み出し制御回路26で指定し、測定時間経過後、上記計測範囲のデータをCMD20より読み出して移動量の測定を行う。読み出されるデータは、測定開始直後から累積されたデータで、この累積されたデータと始点のデータを用いて、読み出し制御回路26により測定開始後に発生した高輝度を被測定点と分離し、被測定点に対してのみ移動量の測定を行う。
請求項(抜粋):
複数の被測定点からの放射光を固体撮像素子上に集光し、画像データとして出力する撮像装置と、この撮像装置からの画像データに基いて上記被測定点の測定開始時の初期位置を初期位置データとして記憶する始点位置記憶メモリと、上記測定開始時から所定時間経過後、上記撮像装置からの画像データと上記始点位置記憶メモリに記憶されている上記初期位置データから、上記画像データ中の被測定点の移動を示す移動データを選択して検出する被測定点検出回路と、この被測定点検出回路により検出された上記移動データを用いて上記被測定点の測定時間中の動き量を検出する動き量検出回路とを具備し、上記始点位置記憶メモリへの初期位置記憶時に、上記撮像装置から出力される画像データが、上記固体撮像素子より非破壊で読み出されると共に、上記所定時間経過後に上記固体撮像素子より出力される画像データが、上記所定時間中に上記固体撮像素子に集光された上記放射光が累積されて作成されたデータであることを特徴とする移動量計測装置。

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