特許
J-GLOBAL ID:200903011632936777

血管内皮機能検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-300013
公開番号(公開出願番号):特開2004-129979
出願日: 2002年10月15日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【目的】高い信頼性で血管内皮機能を検査でき、且つ、検査に熟練を必要とせず、且つ、安価な血管内皮機能検査装置を提供することにある。【解決手段】駆血装置により左腕の上腕部で駆血し、その駆血開始の5分前から駆血解除の5分後まで、心臓から右手首までの脈波伝播時間すなわち右脈波伝播時間PCTRと、心臓から左手首までの左脈波伝播時間PCTLを一拍毎にそれぞれ算出する。そして、左脈波伝播時間PCTLから右脈波伝播時間PCTRを引くことにより一拍毎に伝播時間差ΔPCTを算出する。このようにして算出する伝播時間差ΔPCTは、一拍毎の血圧や心拍数、その他の全身性因子の変動の影響が除去されているので、駆血前に対する駆血解除後の変化が明確になる。従って、伝播時間差ΔPCTに基づいて血管内皮機能を検査すれば、高い信頼性で血管内皮機能を検査できる。また、脈波伝播時間の測定は熟練を必要とせず、且つ、装置が安価であるという利点もある。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
生体の所定部位の動脈を、予め設定された所定時間以上駆血する駆血装置と、 該駆血装置による駆血部位よりも下流側の部位を含む第1区間の動脈内を脈波が伝播する速度に関連する脈波伝播情報である第1脈波伝播情報、および正中面に対して前記第1区間と略対称な第2区間の動脈の前記脈波伝播情報である第2脈波伝播情報を逐次測定する脈波伝播情報測定装置と、 前記駆血装置により駆血される前および前記駆血装置による駆血解除後において、前記第1脈波伝播情報と前記第2脈波伝播情報との伝播情報差をそれぞれ算出する伝播情報差算出手段と を含むことを特徴とする血管内皮機能検査装置。
IPC (3件):
A61B5/02 ,  A61B5/0245 ,  A61B5/0452
FI (3件):
A61B5/02 A ,  A61B5/02 310N ,  A61B5/04 312U
Fターム (16件):
4C017AA07 ,  4C017AA09 ,  4C017AB01 ,  4C017AB02 ,  4C017AC03 ,  4C017AD01 ,  4C017BB13 ,  4C017BC11 ,  4C017BD01 ,  4C017DE01 ,  4C027AA02 ,  4C027BB05 ,  4C027GG05 ,  4C027GG18 ,  4C027KK03 ,  4C027KK05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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