特許
J-GLOBAL ID:200903011642144011

斜板型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049181
公開番号(公開出願番号):特開平10-246182
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 圧縮性流体を吸入圧縮する斜板型圧縮機において、圧縮機の効率の低下を抑制しつつ、シューと摺動面とに潤滑油を供給する。【解決手段】 シリンダボア5の内壁5aに開口するとともに、潤滑油が導かれるシリンダポート51と、ピストン6の側壁6bに開口するピストンポート63と、ピストンポート63からピストン6の内部を経て摺動面6aまで連通するピストン連通路64、65とを設ける。これにより、斜板型圧縮機100から吐出する圧縮性流体の吐出流量が減少することを防止することができる。したがって、斜板型圧縮機の効率の低下を抑制しつつ、シュー8と摺動面6aとに潤滑油を供給することができる。
請求項(抜粋):
圧縮性流体を吸入圧縮する斜板型圧縮機であって、駆動力を得て回転するシャフト(1)と、前記シャフト(1)を収納するとともに、前記シャフト(1)を回転可能に保持するハウジング(2、3、16)と、前記ハウジング(2、3、16)に前記シャフト(1)の軸方向と平行に形成されたシリンダボア(5)と、前記シリンダボア(5)内で往復運動するピストン(6)と、前記ハウジング(2、3、16)内に配設され、前記シャフト(1)の回転と連動して揺動する揺動部材(10)と、前記ピストン(6)のうち前記揺動部材(10)側に形成された球面状の摺動面(6a)と、前記摺動面(6a)に接触し、前記揺動板(10)と前記ピストン(6)とを揺動可能に連結するシュー(8)と、潤滑油が導かれ、前記シリンダボア(5)の内壁(5a)に開口するシリンダポート(51)と、前記ピストン(6)のうち前記シリンダボア(5)の内壁(5a)に面する側壁(6b)に開口するピストンポート(63)と、前記ピストンポート(63)から前記ピストン(6)の内部を経て前記摺動面(6a)まで連通する連通路(64、65)とを備えることを特徴とする斜板型圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/02
FI (2件):
F04B 27/08 Q ,  F04B 39/02 V

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