特許
J-GLOBAL ID:200903011647306010

多層光学記録可能情報担体に記録する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津軽 進 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-581641
公開番号(公開出願番号):特表2002-529881
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】本出願は、多層光学情報担体(1)上に情報を書き込む方法及び装置に関するものである。光学記録システムにおいては、レーザビーム(2)を選択された層上に収束させることにより、情報を多層担体(1)における選択された層(41)上に書き込むことができる。中間層(42)は該レーザビーム(2)と相互に作用し合う。多層担体(1)上に情報を書き込む際の重要な特性は、これら中間層(42)の透過係数である。該透過係数は、中間層(42)の物理的特性と、情報が記録されているか否かとに依存する。本装置は、これら層に情報が書き込まれる際に該層(41〜43)の透過係数の変化に関する情報(711)を導出する回路(55)を含んでいる。この情報(711)に基づいて、回路(56)が、各層(41〜43)が記録されるべき順番を決定する。この順番はレーザビーム(2)の強度を最小化するように選択することができ、これにより、担体(1)の不要な加熱を防止することができると共に、比較的単純で安価なレーザビーム源(3)が使用されるのを可能にする。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの重ねられた光学記録可能層を有する光学記録可能情報担体上に情報を記録する方法であって、該方法が、 前記情報担体が第1の側から曝されるレーザ光により、前記光学記録可能層のうちの第1の層上に情報が記録される第1ステップと、 該第1ステップに続き、前記情報担体が前記第1の側から曝されるレーザ光により、前記光学記録可能層のうちの前記第1の層とは異なる第2の層上に情報が記録される第2ステップと、を有するような方法において、該方法が、 前記層上への情報の記録前の前記光学記録可能層の実効透過特性の、前記層上への情報の記録後の前記光学記録可能層の実効透過特性に対する変化が決定される第1準備ステップと、 該第1準備ステップに続き、前記第1及び第2の光学記録可能層の記録の順番が決定される第2準備ステップと、を有していることを特徴とする方法。
Fターム (10件):
5D090AA01 ,  5D090BB03 ,  5D090BB12 ,  5D090CC01 ,  5D090CC18 ,  5D090DD03 ,  5D090EE20 ,  5D090FF09 ,  5D090HH01 ,  5D090JJ12

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