特許
J-GLOBAL ID:200903011651783523

ロブスタコーヒー豆の品質を高める方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062799
公開番号(公開出願番号):特開平6-303905
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】ロブスタコーヒー豆の品質を高める方法を提供すること。【構成】生ロブスタコーヒー豆入り細長垂直容器に高圧スチームを導入し、容器中の半量未満の豆を下端から抜き取って残りの豆を下方に移動させ、抜き取った豆の量と同量の湿らせた生ロブスタコーヒー豆を上端に導入し、温度を260〜300°F、20〜50psigにする工程からなる方法であって、豆の滞留時間を60〜120分とし、容器を通るスチームの流量を豆1ポンド当たり0.15〜0.65ポンドとしたロブスタコーヒー豆の品質を高める方法。
請求項(抜粋):
湿らせた生のロブスタコーヒー豆をスチーム処理し、次いで処理した豆を焙煎することによってロブスタコーヒー豆の品質を高める方法であって、このとき前記スチーム処理工程が、(a) 生のロブスタコーヒー豆を含んだ細長くて実質的に垂直の容器に高圧のスチームを導入する工程;(b) 前記容器中において前記スチームを前記豆に通過させる工程;(c) 前記容器中において前記スチームが前記豆を通過した後、前記容器から前記スチームを排出する工程;(d) 前記容器中の半量未満の豆を前記容器の下端から抜き取る工程;(e) 前記容器中に残っている豆を、抜き取られた豆の量に対応した程度まで下方に移動させる工程;(f) 前記の湿らせた生のロブスタコーヒー豆を前記容器の上端に導入する工程、このとき導入される豆の量は、工程(d)において前記容器から抜き取られた豆の量と実質的に同じである;(g) 前記容器中の温度を260〜300°Fで且つ豆上におけるスチームの凝縮を防止するに足る温度に保持し、そして前記容器中の圧力を20〜50psigに保持する工程;および(h) 湿らせたコーヒー豆が、スチームと接触した状態で前記容器を通して下方に定期的に移動されるよう、工程(a)、(b)、(c)、および(g) を実施しながら、工程(d)、(e)、および(f)を定期的に実施すること、 このとき前記容器中における前記豆の滞留時間は60〜120分であり、前記 容器を通るスチームの流量は、前記容器から抜き取られた豆の乾量を基準とし て、豆1ポンド当たり0.15〜0.65ポンドである;を含むことに改良点がある前記方法。

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