特許
J-GLOBAL ID:200903011654748117

インバータの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-315446
公開番号(公開出願番号):特開平6-165579
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】交流電動機を負荷とする電圧形インバータの交流電源瞬時停電発生時、その直流中間回路コンデンサの容量増大を行うことなく、前記電動機の運転継続可能時間の延長を図る。【構成】交流電源停電に伴い直流中間電圧Vm が低下して時刻t2 において第二段設定電圧Vm2に至れば、運転指令信号So をOFFとして前記交流電動機を減速させ、該減速に伴う前記電動機からの回生電力により前記電圧Vm の反転増大を図り、該電圧Vm が第一段設定電圧Vm1迄回復すれば前記信号So をONとして再度前記電動機を増速させ、以後、上記の如き電圧Vm の増減に従い前記信号So のON・OFF制御を繰り返すことにより、前記中間電圧Vm の降下率を低減させ前記電動機の運転継続可能時間の延長を図るものである。
請求項(抜粋):
交流電動機を負荷とする電圧形インバータにおける交流電源の瞬時停電に対処する制御方法であって、前記インバータの直流中間電圧に関して順次その電圧低下の度合いが大となる第一段と第二段と第三段との三種の制御用電圧を設定し、前記直流中間電圧が前記電源停電の発生により低下して前記第二段の電圧設定値に至れば前記インバータに対する運転指令信号をOFFとなして前記電動機の減速を行い、該減速に伴う電力回生により前記直流中間電圧が増大に転じて前記第一段の電圧設定値に至れば前記運転指令信号を再びONとなし、以後、前記運転指令信号に対する上記の如きON・OFF制御を繰り返して前記直流中間電圧の降下率の低減を図ると共に、該直流中間電圧が前記第三段の電圧設定値より大であれば前記インバータによる前記電動機の運転を継続させる如く制御することを特徴とするインバータの制御方法。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  H02M 7/48 ,  H02P 3/18 101

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