特許

J-GLOBAL ID：200903011658598152

軸受封入用グリース

発明者： 南 政美 ,  吉松 孝郎 ,  岩松 宏樹 ,  是本 隆浩
出願人/特許権者： エヌティエヌ株式会社 ,  日本グリース株式会社
代理人 (1件)： 鎌田 文二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-014299
公開番号（公開出願番号）：特開平9-208982
出願日： 1996年01月30日
公開日（公表日）： 1997年08月12日
要約：

【要約】【目的】 軸受封入用のグリースを、高温耐久性に優れた性質を維持すると共に、しかも冷時異音の発生を防止できるように、低温から高温まで広い温度範囲で良好な潤滑性を発揮させることである。【構成】 合成炭化水素油と、下記の化6で示されるように油の鎖状分子を構成する8個以上の炭素原子の一側にエステル基を8個以上櫛歯状に配置したエステル系合成油とを、0.65〜0.75:0.35〜0.25の重量比で配合した基油に、ウレア系増稠剤を5〜20重量%含有した軸受封入用グリースとする。極圧剤として、ジチオリン酸亜鉛などのジチオリン酸塩を0.1〜10重量%添加してもよい。このようなグリースは、自動車のエンジンから回転動力が伝動されるベルト係回のプーリを支持する玉軸受に封入するグリースに適用でき、低温始動時に異音を発生しない。【化6】(式中、R1 〜R4 はいずれもアルキル基であり、x≧2、y≧2、x,yは整数を表わす。)

請求項（抜粋）：

合成炭化水素油と、油の鎖状分子を構成する8個以上の炭素原子の一側にエステル基を8個以上櫛歯状に配置したエステル系合成油とを、0.65〜0.75:0.35〜0.25の重量比で配合した基油に、ウレア系増稠剤を5〜20重量%含有してなる軸受封入用グリース。

IPC (11件)：

C10M169/02 ,  C10M169/00 ,  C10M107:08 ,  C10M107:28 ,  C10M115:08 ,  C10M137:10 ,  C10N 10:04 ,  C10N 30:06 ,  C10N 30:08 ,  C10N 40:02 ,  C10N 50:10

FI (2件)：

C10M169/02 ,  C10M169/00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 軸受封入用グリース
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-100807   出願人：エヌティエヌ株式会社, 日本グリース株式会社
• 特開平3-172391
  
• 潤滑油組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-078539   出願人：コスモ石油株式会社, 株式会社コスモ総合研究所
• 軸受封入用グリース組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-009343   出願人：エヌティエヌ株式会社, 協同油脂株式会社