特許
J-GLOBAL ID:200903011671092926
原子炉残留熱除去系の線量低減方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-157618
公開番号(公開出願番号):特開平9-005489
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 原子力発電プラントにおいて、原子炉停止の際に原子炉水を導入し冷却するために使用する残留熱除去系の線量低減方法を提供する。【構成】 残留熱除去系に、実質的に放射能のない100〜240°Cの環境水、好ましくはpH7.5〜8.6に調整した環境水を予め通水して、残留熱除去系を構成する炭素鋼製の機器(ポンプ、熱交換器など)や配管の流路面に酸化皮膜を形成をすることにより、原子炉停止の際に当該系を循環する原子炉水に含む放射性物質の取込を抑制する。ちなみに放射性物質は酸化皮膜の形成過程でその皮膜に取り込まれやすい。【効果】 残留熱除去系の線量を現状以上に低くすることができ、プラント定検時に作業者が受ける放射線量を低減できる。
請求項(抜粋):
原子炉の停止の際に該原子炉との間で高温の炉水を循環させて冷却する残留熱除去系の線量低減方法において、予め、該残留熱除去系に放射能の無いあるいは放射能濃度の低いかつ温度100〜240°Cの環境水を通水して、該残留熱除去系を構成する炭素鋼製の機器および配管の流路面に酸化皮膜を形成しておき、前記原子炉の停止の際に循環する炉水に含む放射性物質が前記流路面に蓄積するのを抑制することを特徴とする原子炉残留熱除去系の線量低減方法。
IPC (4件):
G21D 1/00 GDB
, G21C 15/18 GDB
, G21C 15/18
, G21D 3/08 GDB
FI (4件):
G21D 1/00 GDB Y
, G21C 15/18 GDB M
, G21C 15/18 GDB G
, G21D 3/08 GDB G
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