特許
J-GLOBAL ID:200903011681098728

協調作業支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-173936
公開番号(公開出願番号):特開平8-036546
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 コミュニケーションの即時性と連続性が損なわれることに起因する思考や作業の中断をなくし、協調作業における議論対象、議論焦点、注釈メッセージを統合的に分散共有して協調作業を円滑的かつ効率的に行う協調作業支援システムを提供する。【構成】 議論の対象として分散共有できる情報メディアの種類を拡張すべくコンピュータのウィンドウシステム上で稼働する任意のAPについて入力操作およびすべての出力表示を議論の対象として分散共有するための共有AP管理部3を設け、その表示領域に注釈メッセージと議論の焦点を共有するために描画した透明ボードを直接かぶせる機能を有する共有TB管理部2を統合して分散共有している。
請求項(抜粋):
コンピュータネットワークで接続された複数のマシンの表示装置上に表示した共有の表示画面を該マシンを介して参加するメンバ間の協調作業における議論の対象として、該マシンに附属した音声装置の音声を同時に利用して協調作業をする協調作業支援システムにおいて、ネットワーク上の任意の場所に存在する任意の既存の応用プログラムの実体を特定する存在場所を保存しておき、起動または終了を含む操作命令の実行対象の応用プログラムの実体が自マシンになければ、該操作命令を実体のあるマシンで実行するように前記存在場所をヘッダ情報として該操作命令に付加して送出し、任意のメンバに任意の場所の応用プログラムを起動させ、該応用プログラムに対して任意の場所の任意のメンバに任意の入力データを入力させ、該入力データに対応した出力データを協調作業における議論の対象として、全メンバのマシンに転送する共有AP管理部と、前記AP管理部が転送した出力データを画面表示した出力表示領域にメンバ毎の透明ボードを重畳し、該出力表示領域の内容に関連させて任意のメンバが、随時、補足説明や意見や疑問点として、矢印、テキスト、図形、マーキング等の注釈メッセージを該透明ボード上に書き込んだ出力データを全メンバのマシンに転送して分散共有する機能と、該注釈メッセージを再編集可能なオブジェクトとして前記応用プログラムの出力データと共に保存し、メンバの要求により該オブジェクトを移動、拡大、縮小、複写、削除などを行い、前記応用プログラムの出力データと共に分散共有する機能と、各メンバが一個ずつ所有し、操作する前記透明ボード上のマウスポインタの動きを音声による説明と共に、説明の焦点として他のメンバに伝達し分散共有する機能を持つ共有TB管理部と、全ユーザのマシンのネットワーク上でのアドレスと、メンバとしての参加・退出の状態とをユーザ・アドレステーブルに保存しておき、入力装置を介してのユーザからの要求によりメンバへの参加またはメンバからの退出を許可して該ユーザ・アドレステーブルを更新し、入力装置または通信装置を介しての応用プログラムの操作命令を受信し、前記共有AP管理部へ転送し、入力装置から前記注釈メッセージの書き込み操作要求を受信し、前記共有TB管理部へ転送し、前記共有AP管理部から送出された前記応用プログラムの操作命令を前記ヘッダ情報の指定するマシンへ転送し、前記共有TB管理部から送出された出力データを前記ユーザ・アドレステーブルを参照して、全メンバのマシンの前記共有TB管理部をヘッダ情報として設定し、該ヘッダ情報の指定する箇所へ転送し、通信装置を介して入力したデータは、該データに付加されたヘッダ情報の内容により、前記共有AP管理部、前記共有TB管理部のいずれかに入力するセッション管理部とをマシン毎に有することを特徴とする協調作業支援システム。
IPC (3件):
G06F 15/00 310 ,  G06F 3/14 350 ,  G06F 15/16 370

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