特許
J-GLOBAL ID:200903011687326617
ポリプロピレンの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-060680
公開番号(公開出願番号):特開平6-298831
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 ポリプロピレン重合において、反応器ユニットのメンテナンスもしくは修繕をしながら、気相流動層を用いるプロセスにおいて第四世代触媒の活性度を一時的に低くするか抑制し、修繕が完了するとすぐに反応を容易に再開することができること。【構成】 シリコン化合物と組合わさる内部強電子供与体を含有する固体塩化マグネシウム支持四塩化チタン触媒成分を用いる、反応器のアイドリング中にポリプロピレンの生成を、一時的に低くするか抑制する方法、そして有機アルミニウム化合物(助触媒)を開示する。この方法は、重合反応中に、ある量の外部強電子供与体を導入することを必要とする。追加の有機アルミニウム化合物量を導入することによって重合反応を再開することができる。
請求項(抜粋):
(I)(A)(a)有機溶媒中で、有機酸塩化物の存在下で懸濁されたマグネシウム化合物を四塩化チタンに反応せしめて、元の場所に生成される内部強電子供与体を含有する固体物質を生成する工程、そして前記マグネシウム化合物は、次式:MgQ2-n Xn(式中、各Qは、独立して、アルコキシド、アリールオキシド、もしくはカルボキシレート基より選ばれ、Xは、ハロゲンであり、そしてnは、0もしくは1である。)である、(b)デカントし、その後、前記固体物質を溶解しない有機溶媒で前記固体物質を洗浄する工程、(c)有機溶媒中で、懸濁された前記固体物質を四塩化チタンと接触させる工程、そして(d)デカントし、その後、前記固体物質を溶解しない有機溶媒で前記固体物質を洗浄する工程によって調製される固体触媒成分;(B)一般式:SiRm (OR’)4-m(式中、Rは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基およびビニル基より選ばれ、R’は、アルキル基であり、そしてmは、0もしくは1〜3の整数であって、mが2もしくは3の場合、複数のR基は同一もしくは異なっていても良く、または、mが0、1もしくは2の場合、複数のR’基は同一もしくは異なっていても良く、そして/または、Rがアルキル基である場合、R’はRと同一もしくは、Rと異なっていても良い、ことを条件とする)のシリコン化合物;(C)一般式:R”n AlX3-n(式中、R”は、アルキル基であり、Xはハロゲンもしくは水素原子であり、そしてnは1〜3の整数であって、nが2もしくは3の場合、複数のR”基は、同一もしくは異なっていても良いことを条件とする)の有機アルミニウム化合物、を含んで成る触媒系の存在下で、気相流動層反応器条件下の反応器において、総モノマーに対して95〜100モル%プロピレンおよび最大5モル%のコモノマーを反応させる工程、そして、(II)エーテル類、エステル類、ケトン類、フェノール類、アミン類、アミド類、イミン類、ニトリル類、ホスフィン類、ホスファイト類、スチビン類、アルシン類、ホスホルアミド類およびアルコーラート類から成る強電子供与体の群より選ばれる外部強電子供与体を反応器に導入する工程、を含んで成るポリプロピレンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/654 MFG
, C08F 10/06
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