特許
J-GLOBAL ID:200903011690477006

積層成形体の成形方法並びに成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-018275
公開番号(公開出願番号):特開平8-207158
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 熱可塑性樹脂シートと熱成形フェルトとをコールドプレス成形により一体成形してなる積層成形体の成形方法並びに成形金型において、熱可塑性樹脂シートの成形性並びに、素材の材料効率を高めることを目的とする。【構成】 コールドプレス成形用下型30の型面上に素材をセットする際、加熱軟化状態の熱成形フェルトFの上側に熱可塑性樹脂シートSをのせ、両者の周縁部をクランプ装置50によりクランプした状態で下型30の凹部35内にクランプ装置50を収容設置した後、コールドプレス成形用上下型30,40の型締めにより熱可塑性樹脂シートSと熱成形フェルトFとをプレス一体化すると同時に、下型30の圧空孔31を通じて冷却用圧縮エアを熱成形フェルトFに送り込み、熱成形フェルトF並びに熱可塑性樹脂シートSとを強制冷却するとともに、上型40に設置した真空吸引機構により熱可塑性樹脂シートSを真空成形する。
請求項(抜粋):
高密度の熱可塑性樹脂シート(S)を素材とした遮音材(11)と、熱成形フェルト(F)を素材とした吸音材(12)との積層体からなる積層成形体の成形方法において、コールドプレス成形用下型(30)上に、加熱軟化状態の熱成形フェルト(F)、熱可塑性樹脂シート(S)をこの順序で載置した後、下型(30)に設置されたクランプ装置(50)により、熱可塑性樹脂シート(S)並びに熱成形用フェルト(F)周縁をクランプ保持した状態で、コールドプレス成形用上型(40)を下降させて、コールドプレス成形用上下型(30,40)間の所定クリアランスで熱可塑性樹脂シート(S)及び熱成形フェルト(F)とを一体にプレス成形するとともに、上下型(30,40)の型係合時、上下型(30,40)の周縁部に微少クリアランスを設定し、上型(30)の型面に沿って熱可塑性樹脂シート(S)を真空成形する一方、下型(40)から圧空を供給し、熱成形フェルト(F)並びに熱可塑性樹脂シート(S)を強制冷却するようにしたことを特徴とする積層成形体の成形方法。
IPC (4件):
B29D 9/00 ,  B29C 59/10 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:30

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