特許
J-GLOBAL ID:200903011694698783

クロック生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178081
公開番号(公開出願番号):特開平10-022987
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 MPEGシステムにおけるSTC(システムタイムクロック) の周波数安定度を改善する。【解決手段】 多重化データS15 は、システム復号器32で音声符号化データDa、符号化画像データDv及びPCR (時刻参照信号)に分離される。PCR は、パルス発生回路33、ジッタ平滑化回路34及び位相比較器35に入力される。パルス発生回路33は、PCR を受信した時刻に制御パルスS33 を生成する。制御パルスS33 は、ジッタ平滑化回路34でジッタが軽減される。そして、ジッタ平滑化回路34の出力パルスS34 は、1/N 分周器36を介して動作タイミングパルスS36 として位相比較器35に入力される。位相比較器35は、動作タイミングパルスS36 の立ち上がりの時刻におけるPCR の値とカウンタ41のカウント値S41 を読み取り、その差分を位相差データS35 として出力する。
請求項(抜粋):
信号を送信側クロックに基づいて符号化し、かつ該送信側クロックのカウント値を表す時刻参照信号を該符号化された信号に所定の頻度で付加して伝送路に時系列的に送出するエンコーダと、前記時刻参照信号から生成された受信側クロックに基づいて前記信号を復号するデコーダとを備えた信号伝送システムに設けられ、前記時刻参照信号を用いて前記送信側クロックと同一周波数の前記受信側クロックを前記時刻参照信号の到着時刻に基づいて生成されたタイミングパルスに同期して生成して前記デコーダに与える位相同期回路を有したクロック生成装置において、前記受信側クロックをカウントしてカウント値を生成するカウンタと、連続するN個(N;正の整数)の前記時刻参照信号の到着時刻毎に前記受信側クロックのN個のカウント値を取り込み、該N個のカウント値の平均値を算出する平均化回路と、前記平均化回路における前記平均値の算出に要した処理時間に対応したオフセット値を前記時刻参照信号から求め、該平均値に付加して補正値を出力するオフセット付加回路と、前記補正値と前記受信側クロックのカウント値とが一致した時に補正パルスを出力する一致回路と、前記補正パルスのパルス数を1/Nに間引くことによって前記タイミングパルスを生成する分周器とを、備えたことを特徴とするクロック生成装置。
IPC (3件):
H04L 7/00 ,  H04L 12/28 ,  H04N 7/24
FI (3件):
H04L 7/00 Z ,  H04L 11/20 D ,  H04N 7/13 Z

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