特許
J-GLOBAL ID:200903011696001186

同期電動機のロータ組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-219395
公開番号(公開出願番号):特開2000-050548
出願日: 1998年08月03日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 磁性鋼板を積層固定し形成される同期電動機のロータ組立体において、簡便な製作方法による長尺の同期電動機のロータを提供することにある。【解決手段】 回転軸16にロータ組立体14を第2エンドカラー10の係合凹部12を回転軸16の有するフランジ凸部15にはめ合わせて、ヤキバメする。そして、ヤキバメしたロータ組立体14が冷めたのち、次のロータ組立体14を第1、第2エンドカラー7、10が有する係合凸部9、係合凹部12をはめ合わせ、ヤキバメする。これを繰り返しロータ組立体14を積み重ねて、所定長さの長尺ロータを製作する。これにより、作業の比較的容易な長さの単位にてロータを製作していくため、長尺ロータの実現が可能となり、その作業性および製作性も優れる。また、あらかじめ積層された磁性鋼板にエンドカラーを取付け、その係合凹凸部を用いて積み重ねるため、専用の段取り治具を必要としない。
請求項(抜粋):
円周方向に不均一な磁気抵抗分布を有する磁性鋼板を積層し、低磁気抵抗部分に磁極を形成して回転磁界内で回転軸周りに回転する同期電動機のロータを作るロータ組立体において、前記磁気抵抗分布を有すると共に、鋼板の相互積層のための積層凹凸部と、エンドカラーとはまり合う端面凹部を有する複数の磁性鋼板と、積層された磁性鋼板の端面凹部とはまり合う端面凸部と、隣接するロータ組立体と係合する係合凸部とを有し、非磁性材料から成る第1のエンドカラーと、積層された磁性鋼板の端面凹部とはまり合う端面凸部と、隣接するロータ組立体と係合する係合凹部とを有し、非磁性材料からなる第2のエンドカラーと、を備え、積層された前記磁性鋼板の両端面に各エンドカラーを位置決め固定したロータ組立体であって、エンドカラーの前記係合凹部にはまり合うフランジ凸部を有する回転軸に固定して、同期電動機のロータを形成するロータ組立体。
Fターム (8件):
5H002AA07 ,  5H002AB01 ,  5H002AB07 ,  5H002AC02 ,  5H002AC03 ,  5H002AC04 ,  5H002AC08 ,  5H002AC10

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