特許
J-GLOBAL ID:200903011696865873

無線通信装置の送信電力制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-258158
公開番号(公開出願番号):特開平5-102767
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】比較増幅器の利得を大きくせずに帰還ループのループ利得を十分大きくし、これにより応答特性が良好でかつ安定した送信電力を発生することのできる無線通信装置の送信電力制御回路を提供することである。【構成】送信信号の送信電力を可変して送出する可変減衰器1と、この可変減衰器1から出力された送信信号のレベルを検出して比較増幅器6で基準レベルと比較し、その差を零に近づけるための利得制御信号を生成して上記可変減衰器1に帰還供給する利得制御回路とを備えた送信電力制御回路において、上記比較増幅器6の後段に、上記利得制御信号の周波数が低くなるに従って伝達利得が予め設定された値から増加して、直流状態で所定値以上になる伝達関数を有する完全積分形のループフィルタ9を設けるようにした。
請求項(抜粋):
送信信号の送信電力を可変して送出する可変利得回路と、この可変利得回路から出力された送信信号のレベルを検出して比較増幅器で基準レベルと比較し、その差を零に近づけるための利得制御信号を生成して上記可変利得回路に帰還供給する利得制御回路とを備えた無線通信装置の送信電力制御回路において、前記利得制御回路中に、前記利得制御信号の周波数が低くなるに従って伝達利得が予め設定された値から増加して直流状態で所定値以上になる伝達関数を有する完全積分形のループフィルタを設けたことを特徴とする無線通信装置の送信電力制御回路。

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