特許
J-GLOBAL ID:200903011699938499

低温靭性とクリープ強度に優れた核融合炉用鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118205
公開番号(公開出願番号):特開平10-310820
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は核融合炉用の低放射化成分からなるフェライト系耐熱鋼において、強度、クリープ特性及び靱性を同時に向上させるための核融合炉用鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 放射化元素を極力低減してW,Taを含有させて成分の最適化を図ったCr系耐熱鋼鋼片に対して、再加熱焼きならしあるいは焼入れを施さずに、特定の温度及び累積圧下率にて、圧延まま、あるいは加工熱処理後焼戻しを施すことにより強度、クリープ特性、靱性を大幅に向上させる。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.03〜0.20%Si:0.01〜1.0%Mn:0.01〜1.0%Al:0.002〜0.1%N :0.002〜0.1%Cr:5〜13%W :0.3〜4.0%V :0.05〜0.50%Ta:0.04〜0.40%を含有し、不純物としてのP,S,Nb,Moの量が、P :0.01%以下S :0.01%以下Nb:0.005%以下Mo:0.01%以下で、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼を1150°C〜1300°Cに加熱し、累積圧下率が50%〜90%の熱間圧延を1000°C以上で開始し、900°C以上の温度で終了し、300°C以下まで冷却の後、600°C以上、Ac1 変態点未満の温度で焼き戻すことを特徴とする、低温靭性とクリープ強度に優れた核融合炉用鋼の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/26 ,  C22C 38/32 ,  G21B 1/00
FI (5件):
C21D 8/00 D ,  C22C 38/00 302 L ,  C22C 38/26 ,  C22C 38/32 ,  G21B 1/00 D

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